屋根に段差・不陸があるとどうなるの? 瓦屋根なら施工できますよ!

屋根に段差・不陸があるとどうするの?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

ご質問をいただきました。

「屋根の段差・不陸(ふりく)があると瓦は施工できますか?」とご質問をいただきました。

みなさま、ご安心ください、屋根の段差・不陸(ふりく)があっても、キレイに瓦屋根を葺くことができます。

他の屋根材ではむずかしいのですが、瓦屋根は瓦桟木を使用しているので、高さ調整が屋根屋でできてしまうのです!

とある葺き替え現場にて。

築50年経過した瓦屋根の葺き替え現場です。

築年数が経過した建物はどうしても、柱・床・壁の傾きや歪みがでてきます。

それは屋根にも影響を与えています。

古くなった瓦や葺き土をめくってみるとその下の野地板に、段差などが生じています。

あまりに段差が大きい場合には、新しい野地合板を設置します。

葺き替えの場合などは、15~20㎜程度、段差ができている場合もありますので、限られた屋根材しか、施工できません。

あたらしい野地合板を真直ぐにするには、屋根の木部から補修する必要があり、大掛かりな改修工事になってしまいます。

瓦屋根で葺き替える場合は、屋根の段差・不陸(ふりく)に対して、屋根屋だけで調整して施工することができますので、費用は比較的安価です。

スペーサーで高さ調整

具体的にはこんな感じです。

野地合板の上にルーフィング(防水紙)を施工します。

通常ですと、その上に縦桟、さらに瓦桟木を施工して、瓦の下地が完成です。

段差がある場合、低い部分には厚いスペーサーを、高い部分には薄いスペーサーを入れて、瓦桟木が真直ぐなるように調整します。

レベルを出すために糸を張り、真直ぐ通るように調整するのです。

 

完成するとキレイ

屋根面の段差・不陸が20㎜程度ある屋根でも、瓦を葺き終えると段差があるとは全くわからないようにキレイに並びます。

このキレイな仕上がりが瓦屋根の葺き替えに瓦をお勧めする理由の一つです。

スレート屋根や金属屋根では、このような段差がある屋根には使用できません。

無理やり施工すると、踏み割れや変形、雨漏りの原因にもなるので、NGとなっています。

使用する場合は、野地合板が3㎜以下の段差となるように、屋根下地の調整を行います。

結局、屋根下地調整費用が余分にかかるので、割高になってしまうのです。

 

まとめ:屋根に段差があっても、瓦屋根なら、施工可能です!

屋根に段差があっても、大規模改修することなく、瓦屋根は施工可能です。

逆に、他の屋根材は新しい野地合板のレベルが3㎜以内になるように、調整すれば施工可能となります。

瓦屋根の葺き替えで、他の屋根材に葺き替える場合は、野地合板のレベル調整が必要です!

後で、踏み割れや変形、雨漏りの原因にもなりますので、ご注意くださいね!

 

専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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