割れた瓦の差し替えはどうやるの? 図で簡単に説明します!

お問い合わせはこちら

割れた瓦の差し替えはどうやるの?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(カミセイ)のDr.神谷です。

先日、割れた瓦について、お問い合わせがありました。

メールに写真が添付されていまして、「この瓦、ありますか?」とのことでした。

調べてみると同じ形状の瓦は生産中止にはなっていましたが、在庫はまだありました。

そんなやり取りをしていますと、最後に「割れた瓦の差し替えはどうやるの?」とご質問をいただきました。

基本、瓦は瓦屋さんが差し替えされることをお勧めいたします。

無理やり差し込んで、瓦の内部が割れますと雨漏りの原因にもなりますので、ご注意ください。

 

ここでは、基本的な瓦の差し替え方を簡単にお伝えいたします。

F形瓦の場合

最近、問合せが多いF形瓦の割れはこんな感じ。

赤丸の部分が割れています。

外壁の塗装などで足場を掛けた場合に、割れることがあるそうです。

これを同じ瓦で差し替えしますと、

ピッタリ納まります。

差し替え部分の瓦は釘打ちができなくなるため、周辺の瓦に接着剤で固定します。

差し替え方法を以下の通りです!

①割れた瓦をハンマーで破壊して取り除きます。

このとき、この瓦を固定していた釘も釘抜き等で抜いてください。

②一段上の瓦を持ち上げます。

割れた瓦の右上の瓦をハンマー等で持ち上げ差し込みやすくします。

③差し替え瓦の接着

差し替え瓦と右隣の瓦の左上角に接着剤を塗りこみます。

④差し替え瓦の差し込み

差し替え瓦を斜めに傾けながら中に差し込みます。

ハンマーの柄で、左下角を軽くたたきながら少しずつ入れていきます。

このとき、無理やりに入れると再び、瓦が割れることがあります。

⑤差し替え瓦の接着

差し替え瓦は周辺の瓦に接着剤で固定します。

J形瓦の場合

J形瓦の場合はもう少し簡単です。

①割れた瓦をハンマーで破壊して取り除きます。

割れた瓦の左上、右側の瓦にクサビを挟んで浮かしながら取り除いてください。

割れた瓦を留めていた釘は釘抜き等で引き抜くか桟木から上をカットしてください。

②差し替え瓦の差し込み

差し替え瓦は必要に応じて引掛け用の爪(剣)を割って、取り除いてください。

左側の桟瓦に接着剤で固定してください。

差し替え瓦の下側・左側が周辺の瓦ときれいに並ぶように位置を調整してください。

 

まとめ:割れた瓦は差し替えすることができます!

割れた瓦は1枚から差し替えすることができます。

差し替えの手順を簡単な図を用いて、ご紹介しました。

この図を見て、差し替えのイメージができない方はご自分では差し替えしない方がいいと思います。

太陽光パネルの取付方法の講習会でも、瓦をはじめて触る方は大変苦労されていたことを思い出します。

無理をするとさらに、瓦を割る可能性もありますので、瓦屋根工事業者さんにご依頼されることをお勧めいたします!

専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。

お気軽にお問い合わせください。(お電話でも大丈夫ですよ!)

お問い合わせはこちら
この投稿は役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった 63 人中 62 人がこの 投稿 は役に立ったと言っています。

神清からのお願い

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。

私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。

この記事に関連するサービスメニュー

関連工事メニュー

instagram

関連記事

この記事を読んだ人にオススメの記事