日本瓦屋根の棟部/冠1本伏せ(耐震性の高い)の仕上がりをご紹介します!

日本瓦屋根の棟部/冠1本伏せ(耐震性の高い)をご紹介します!

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

巨大地震のたびに、古い日本瓦屋根の棟部(旧工法)に被害が発生しています。

古い日本瓦屋根(旧工法)の棟部は冠瓦の下にのし瓦が数段積み上がっていて、それを葺き土で固めています。

断面図では、こんな感じです!

この葺き土が地震で崩れて、冠瓦・のし瓦が倒壊してしまいます。

古い日本瓦屋根はこんな感じの屋根です。

棟部の高さが高いほど、立派な屋根と言われています。

しかし、地震が結構続いているので、古い日本瓦屋根にお住まいのお施主さまには、思い切って地震対策を検討してほしいです。

その地震対策でよく耳にするのが、

「そんなに長く住むか、わからないので立派でなくてもいいから、お値打ちな地震対策は何かある?」というご相談です。

そんなときは、冠1本伏せをご紹介しています!

冠1本伏せ仕様とは?

日本瓦屋根の冠1本伏せ仕様とは、こんな感じです!

冠瓦を7寸丸、三角冠にして、のし瓦を使用しない工法です。

断面図はこんな感じです。

特徴としては?

①冠瓦の下には、のし瓦がありません。

②(葺き土+しっくい)の代わりに、南蛮漆喰(なんばんしっくい)を使用します。

③棟補強金具を所々入れ、建物と冠瓦を連結させます。

④棟の高さは低くなり、軽量化にもなります。

以上の特徴があり、結果、地震対策にもなります!

のし瓦を使用しないため、材料代・施工手間とも減少します。

結果、お値打ちとなります!

 

デザイン性はどうなの?

今までは棟部が高いことが立派でしたので、デザイン性が気になりますよね!

日本瓦屋根で、冠1本伏せ仕様の屋根を集めてみました。

どんな印象でしょうか?

同じ日本瓦なのですが、瓦の色合いが洋風っぽいので、周辺の日本瓦屋根と比べ、洋ですね!

でも、これはこれでありだと思います。

もっと、普通の色はないの?という方にはこちらをどうぞ!

・・・ん、ありですね!

ついでに、震災後に復旧した日本瓦の屋根としては、こんな感じもあります。

青い瓦屋根の棟部にシルバー色の瓦で、冠1本伏せとなっています。

色違いでも、雨漏りの心配はありませんし、今後、メンテナンスはほとんど必要ありません。

ブルーシートで長く養生しておくことを思えば、冠1本伏せでの補修を選択される方も多いのでは?ご参考にしてください!

因みに、現在のF形(平板)瓦の棟部は冠1本伏せとなっています。

 

まとめ:お得な冠1本伏せ仕様は耐震改修ではありだと思います!

お値打ちな冠1本伏せ仕様で古い日本瓦屋根の棟部を耐震改修することはありです!

あまり見慣れない日本瓦屋根の冠1本伏せ仕様の写真を参考にしてください!

もちろん、冠瓦やのし瓦を段積みして、和風の印象を残して耐震補強できるガイドライン工法での改修もお勧めです!

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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