FRP防水ってなに? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
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    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    FRP防水とは、陸屋根やバルコニーの表面に設置され、雨漏りを防ぐ役割をしています。
    簡単にご紹介します!

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FRP防水ってなに?

FRP防水とは、陸屋根やバルコニーの表面に設置され、雨漏りを防ぐ防水層のことです。

FRPとは、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称で、ガラス繊維などの補強材で補強されたプラスチックという意味です。

FRPは強度・耐水性・成型性が優れていています。

FRP防水は、上記の特性を防水に応用したもので、防水層は軽量かつ強靭、耐熱性・耐食性・耐候性などに優れています。

ポリエステル樹脂を塗布した上にガラスマットを張り付け、その上からポリエステル樹脂を含浸させて硬化させ、さらに所定量のポリエステル樹脂を塗布して防水層をつくります。

屋上に施工した場合の層構成(2層)を上の図に示します。

様々な形状に対応しやすく、材質が硬いため、耐衝撃性や耐摩耗性にも優れています。

木造住宅のルーフバルコニー部分では、飛び火認定(屋根防火認定)において、平成27年1月に例示仕様として認められ、耐火構造屋根には基本的に大臣認定は不要となりました。

FRP防水の施工の流れ

①プライマー塗りを行います。

②その上に防水用ポリエステル樹脂を塗ります。

③防水用ガラスマットを張り付けます。

④防水用ポリエステル樹脂を脱気しながら塗ります。

⑤2層目も上記作業を繰り返します。

⑥防水用ポリエステル樹脂(トナー入り)を塗ります。

⑦歩行用の仕上げ塗料を塗ります。

⑧完成です。

FRP防水は、長期間、紫外線に当たることで劣化してしまい、ひび割れが起き割れてしまうので、定期的にトップコートを塗り替える必要があります。

 

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