金属屋根(鋼板)の材質は? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
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    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    金属屋根の材質は、トタン、ガルバリウム鋼板など以外にもあります。
    簡単にご紹介します!

金属屋根(鋼板)の材質は?

金属屋根の材質は、トタン、ガルバリウム鋼板など以外にもあります。

材質としては、大きく鋼板とそれ以外に分かれます。

主な鋼板の種類は以下の種類があります。

(引用:共同研究成果報告書より)

鋼板・・炭素をわずかに含む鉄の合金の板。鋼板は低コストで、入手しやすく、加工もしやすい材料ですが、錆びをはじめとする腐食に弱いという特徴があります。

めっき鋼板・・鋼板の表面をめっき加工することで、錆びにくくしたもの。

めっき鋼板

以下に、主なめっき鋼板をご紹介します!

◎溶融亜鉛めっき

通称、亜鉛鉄板とかトタン板と呼ばれています。

加工時や施工時の折り曲げ、切断面のめっき層のき裂、一部のはく離などは、周辺のめっき層の犠牲防食作用により欠陥を補うという亜鉛独特の利点を持っています。

屋根材で考えると5~10年で加工部から錆びが発生します。

◎溶融亜鉛ー5%アルミニウム合金めっき鋼板

通称、ガルタイト鋼板、ガルファン鋼板と呼ばれています。

めっき層が柔らかいため、曲げ加工やプレスなどによって、メッキ層にクラックがおきにくいという特性があります。

加工部での耐食性と耐アルカリ性が優れています。

◎溶融55%アルミニウムー亜鉛合金めっき鋼板

通称、ガルバリウム鋼板と呼ばれています。

アルミは空気と反応してその表層に不働態被膜を構成し、亜鉛は鉄よりも先に腐食することで(犠牲防食)、鋼板の耐久性を向上させます。

トタン板と比べ、耐食性が3~6倍、耐酸性が6~8倍あるとされています。

現在、多くの金属屋根では、ガルバリウム鋼板が使用されています。

留意点としては、あくまでもめっき鋼板であり、ほとんど錆びないというものではありません。

塗覆装鋼板

以下に、主な塗覆装鋼板をご紹介します!

◎塗装溶融亜鉛めっき鋼板

通称、カラー鉄板と呼ばれています。

溶融亜鉛めっき鋼板の表面に、下塗、上塗の塗装を施したものです。

塗料には主に合成樹脂系が用いられています。

10年毎の再塗装が必要となります。

 

◎塗装溶融55%アルミニウムー亜鉛合金めっき鋼板

通称、カラーガルバリウム鋼板と呼ばれています。

ガルバリウム鋼板を素材として、ポリエステル系樹脂および防錆顔料を塗装したものです。

穴あき保証10年、メンテナンスサイクル7~9年とされています。

一般的には、10年毎の再塗装のメンテナンスとなっています。

 

◎フッ素樹脂塗装溶融55%アルミニウムー亜鉛合金めっき鋼板

通称、フッ素ガルバリウム鋼板と呼ばれています。

ガルバリウム鋼板を素材として、フッ素樹脂を焼付塗装し、耐候性、耐食性、耐汚染性、滑雪性、遮熱性を備えています。

塗膜保証20年、メンテナンスサイクル20~22年とされています。

 

塗覆装品は、両面塗装品と片面塗装品があります。

一般的には、片面塗装品が使用されているので、表面のみ仕様条件を満たし、裏面はサービスコートと称して製造者の保証対象外の塗装が施されています。

裏面から錆びないような屋根の仕様が必要となります。

 

合金板

以下、主な合金板をご紹介います!

◎冷間圧延ステンレス鋼板

SUS304は極めて一般的に使用され、耐食性と耐候性が優れています。

しかし、加工時に加工硬化が生じる欠陥があります。

高価な材質と言えます。

 

◎塗装ステンレス鋼板

通称、カラーステンレス鋼板と呼ばれています。

SUS304の表面に合成樹脂系の塗装を行ったものです。

塗膜としては、意匠的な機能と、もらい錆び現象の防止機能があります。

 

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