脱気筒(だっきとう)ってなに? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!
    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    脱気筒とは、屋上の防水層に設置された排気のための筒のことです。
    脱気筒を蹴り飛ばすと雨漏りする可能性があります!
    簡単に違いをご紹介します!

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脱気筒(だっきとう)ってなに?

脱気筒とは、屋上の防水層と下地(コンクリートなど)の間に発生する水蒸気を排気するための筒のことです。

屋上の真ん中あたりについているステンレス製の筒です。

面積の広い屋上で、脱気筒がないと防水層が膨らんでしまいます。

防水層全体の膨らみを防止するための筒なので、一定の面積ごとに設置されています。

また、隅っこではなく、真ん中に点々と設置されています。

 

蹴り飛ばすと雨漏りすることもあります!

ステンレス製の筒なので、強度があるように感じますが、そうでもありません。

薄い平らなベースに筒が溶接で一体化されています。

ベースはコンクリートねじで屋上に留め付けてあるので、強度はあります。

この上に、ウレタン防水を塗っていきます。

ベース部分は屋上と一体化するので、はがれることはありません。

 

しかし、頭の部分はそれほど強度はないのです。

蹴り飛ばすと溶接が外れてしまいます。

脱気筒がついていた穴を見てみると、

屋上コンクリート下地の目地の部分に設置されています。

目地の凹みは排気経路として有利だからです。

しかし、逆に、穴がむき出しの場合は、目地へ雨が入り込み、雨漏りの原因になります。

脱気筒が外れた場合は、早めに補修しましょう!

 

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