反り(そり)・起り(むくり)ってなに? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!
    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    反り(そり)とは、上方に凹状に湾曲している曲線のことを言います。
    起り(むくり)とは、上方に凸状に湾曲している曲線のことを言います。
    屋根での使い方をご紹介します!

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反り(そり)・起り(むくり)ってなに?

反り(そり)

反り(そり)とは、上方に凹状に湾曲している曲線のことを言います。

屋根の野地・軒瓦・棟等で、表現されています。

社寺仏閣の屋根で多く見られます。

屋根の破風板が反っていることを反り破風(そりはふ)と言います。

棟も鬼瓦に掛けて、高くなり反っています。

 

起り(むくり)

起り(むくり)とは、上方に凸状に湾曲している曲線のことを言います。

起り屋根(むくりやね)とは、屋根の傾斜面が上方に凸状に湾曲している屋根です。

一般的な起りは屋根の流れ寸法の1/100内外とされ、意匠的な場合には3/100内外とされているものもあります。

起り破風(むくりはふ)とは、破風板が上方に凸状に湾曲している破風のことです。

 

起り屋根は、瓦だけではなく、金属屋根でもよく目にします。

金属屋根では、むくりを超えて、半円の屋根もあります。

縦葺きの1枚ものとなっているので、金属屋根の意匠性の豊かさを示しています。

瓦では3/100程度ですが、金属屋根ではかまぼこのようです。

上の写真の屋根はアルミニウム製の屋根材で、耐久性に優れています。

このようなかまぼこ屋根はメンテナンスがたいへんなので、耐久性の高い仕様を選ぶことが重要です!

 

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