けらば瓦・・・機能性重視の形状となっています!

けらばの瓦

瓦屋根では、けらば部でもいろいろな種類の瓦があります。

けらば部は軒先部に比べて、印象が薄い・・・

真直ぐに並んでいるだけのような感じ・・・

それでも、日本瓦はいくつかの種類のけらば瓦があります。

他の屋根材にはない、数種類のけらば瓦。

主な瓦について、ご紹介いたします!

けらば瓦の代表例

並袖瓦(なみそで)

もっとも多く採用されているけらば瓦。

一直線に見えるラインがきれいな葺き上がりとなります。

主に中部より東側で使用されている瓦です。

紐袖(ひもそで)瓦

関西より西側で使用されている瓦です。

並袖はすり合わせという削りながら瓦を並べるという職人技が必要となりますが、紐袖は重ねるだけで早い仕事となります。

重ねる部分が外側に出っ張るので、その部分を紐と呼ぶので、紐袖と呼ばれています。

中付袖(なかづけそで)瓦

雨仕舞(あまじまい)を意識したけらば瓦としては、中付袖があります。

外側に一段張り出してから、ヒレがある形状です。

雨が垂れずに下の瓦の表面に出てくる形状となっていますので、雨対策の瓦と言えます。

その分、高級品の瓦となっています。

刻ミ袖(きざみそで)瓦

こちらも雨仕舞を意識したけらば瓦です。

ヒレの部分が短く、その分、瓦の重なりが大きくなっています。

瓦の重なりが大きくなることで、雨の浸入を防ぎます。

こちらは杮葺のけらば部分のイメージにもつながり、さらに、高級感のある瓦となっています。

軒瓦と比べると・・・

軒瓦と比べるとけらば瓦はデザインよりも機能重視かな?という印象です。

軒先に比べて、けらばの方が雨漏りしやすいからかな?

けらばのタレから水滴が落ちると樋がないため、そのまま地面に・・・

それを防ぐ形状のけらば瓦もあり、けらば瓦の形状は奥深いと言えます。

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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