透湿ルーフィングを勧めるわけ!雨に濡れる野地合板を見て!

透湿ルーフィングを勧めるわけ!

今日は日曜日。買い物に出掛けた道中、気になる屋根を見つけてパシャリ!

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

上の写真を見て、何が気になるのか?全く、わからないと思います!

屋根マニアの心配事をご紹介いたします!

これから秋雨が続く一週間。

昨日から降り続く雨。

天気予報では、今後一週間、ずっと雨。

屋根(野地合板)や柱の木材はしっかりと水分を含んでしまいます!

一週間後、雨が止むと屋根屋さんは急いで、非透湿系のアスファルトルーフィングを屋根の野地合板に施工します!

それから、3日間程度で化粧スレートを施工して、屋根が完成のビルダーさんです。

屋根は「早くて、安くて、いいね!」と言えるのでしょうか?

野地合板の水分はどうなるの?

ここで、私からすると、野地合板がしっかり吸い込んだ水分が悪さしないか?心配となるのです!

ちょっと、専門的ですが、野地合板、アスファルトルーフィング、化粧スレートは透湿抵抗(とうしつていこう)が高い材料と言えます!

透湿抵抗とは、簡単に言うと湿気(水分)を通過させない能力のこと。

そのため、1週間野地合板が吸い込んだ水分は、この屋根の上から乾燥することはできないのです!

それでは、屋根の下から乾燥するからいいのでは?と思われたことでしょう。

しかし、野地合板は接着剤のかたまりのため、透湿抵抗が高いのです。

野地合板の上側の水分は屋根の下からすぐに乾燥することができないのです!

ご指導いただいている土屋名誉教授のシミュレーション結果で簡単に補足します!

屋根の室内側(小屋裏側)で換気、通気をしても、野地合板の室内側は乾燥するが、外側表面は乾燥しないというデータです。

赤線のスタートが35%ぐらいとなっていますが、この屋根は一週間の雨で、50%をはるかに超える状態と思われます。

これから、季節は冬に入っていくので、日射や気温が少なく乾燥しにくくなります!

屋根は透湿ルーフィングが安心です!

多くのビルダーさんは全国統一の仕様となっています!

すると、地域、季節、天候、建物の方位、屋根形状など関係なく行われるので結露事故も発生しやすくなります。

せめて、屋根上側に排湿しやすい仕様とすればリスクは大幅に軽減します!

そこで、屋根を透湿ルーフィングにすることをお勧めいたします!

壁と同じように屋根も透湿系にするだけのことです。

柱・壁が濡れても心配ないのは壁は透湿系の防水シートを使用しているので乾燥するからです。

ちなみに、濡れなければいいと非透湿系のルーフィングを雨の中、施工したり、夕方から夜にかけて施工するのは施工者の落下の危険もあり、おかしな話だと思います!

壁と同じ透湿系に屋根もするだけだと思いますよ!

新築をご検討の方は、透湿ルーフィングと指定してくださいね!

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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