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「しっくいはどの程度、はがれるとダメなの?」

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

瓦屋根でメンテナンスが必要な部分として、棟のしっくいがあります。

特に、訪問販売業者が「しっくいがはがれているから雨漏りするよ!」と不安をあおる営業方法があるので、気になっている方もいらっしゃるのでは?

そこで、しっくいがどこまではがれるとメンテナンスが必要なのか?

現場の写真を見ながらご紹介いたします!

 

しっくいとは?

しっくいは瓦屋根の棟部に使用している材料です。

写真の白い部分がしっくいです。

しっくいはその奥にある葺き土への雨水による浸食を防ぐため、葺き土の保護材の役割をしています。

しっくいの役割について、詳しい内容はこちらをご覧ください!

「訪問業者が瓦屋根のしっくいが劣化していると不安をあおってきた・・・」とご相談いただきました!

しっくいのはがれ

ここで、問題となるのが、どの程度、はがれるとメンテナンスが必要なのか?です!

築年数が15年を経過してくると少しづつこのようなしっくいのはがれが発生します。

しっくいのはがれが一部だけならすぐに雨漏りにつながることはありません!

 

では、メンテナンスが必要な場合は?

この写真のように、しっくいがほとんどはがれた場合はメンテナンスしてください!

屋根から白いかたまりがポロポロ落ちてきたら、メンテナンスのサインと言えます。

この場合、葺き土は大きく浸食されていないため、メンテナンスはしっくいの塗り直しが一般的となります!

 

次に、メンテナンスを怠るとどうなるのか?

しっくいのメンテナンスを怠るとどうなるのか?

こんな感じで葺き土が浸食されます!

赤丸部分では、雨水によって葺き土が流れ出しています!

葺き土の浸食が続くとやがて・・・

棟の葺き土に孔が開きます!

向こう側の光が見える状態です!

このようになると雨水は確実に浸入し、やがて雨漏りへと進行していきます!

このような状態になるとメンテナンスはしっくいの塗り直しではなく、棟の葺き直しをお勧めします!

棟の耐震補修や軽量化などを合わせて考えれば、棟の葺き直しはしっくいの塗り直しと比べて、コストパフォーマンスの高いメンテナンス手法と思います!

しっくいの塗り直しを定期的に行うことを考えると、費用が高くなりますが、棟の葺き直しでなんばんしっくい(白)を使用することで、定期的なメンテナンスを省略することができます!

 

まとめ:しっくいはポロポロ落ちてくる頃がメンテナンスのサインです!

しっくいは瓦屋根の中では、メンテナンスを必要とする部材です。

しっくいのメンテナンスサインは屋根から白いかたまりが落ちてくることです!

しっくいがはがれてもすぐに雨漏りすることはありませんので、訪問販売業者の不安をあおるセールストークにはだまされないでください!

メンテナンス方法はしっくいの塗り直し以外にも、棟の耐震補強を含めた葺き直しもお勧めします!

ただし、葺き直しは瓦屋根工事店しかできません。

つまり、葺き直しもできる瓦屋根工事店に依頼した方が安心ですよ!

気になることがありましたら、お気軽にご相談ください!

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