~瓦とルーガ(樹脂屋根材)、どっちが丈夫? Q051~ 図解 屋根に関するQ&A

瓦とルーガ(樹脂屋根材)、どっちが丈夫?

図解 屋根に関するQ&A

よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。

「TVコマーシャル見たけど、瓦とルーガはどっちが丈夫なの?」とお施主さまから質問をいただきました。

Q:瓦とルーガ(樹脂屋根材)、どっちが丈夫? ~Q051~

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 A:もちろん、瓦の方がルーガ(樹脂繊維セメント混合屋根材)より耐久性は高い。屋根材の性能比較はいろいろあるが、住宅を守る上では、耐久性は重要。屋根材で続いている商品は、瓦と化粧スレート(50年以上)。その他の新建材はほとんど劣化して、長く続いていない。間違いなく、瓦が丈夫。

もちろん、瓦の方が耐久性があるよ!

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まず、ルーガ(樹脂繊維セメント混合屋根材)は瓦ではありません。(コマーシャルがまぎらわしい)

樹脂系のため、衝撃に強いとか軽いとか、瓦より優れている面もあります。

しかし、丈夫さで言えば、間違いなく瓦です。

促進試験試験ではルーガの重量減少が止まらない!

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このグラフは、凍結融解試験(寒暖差を意識した屋根材のいじめ試験で、凍らしたり、融かしたりする試験)を行ったときの屋根材重量減少を調べた結果です。

300回で、三州瓦(赤)は0.5%も変化がなく、やっぱり強い。

踏み割れや色の変化、劣化が問題となっている化粧スレート(青)でも5%以下の変化で、ある程度横ばい。

それに比べて、ルーガ(緑)は11%以上の重量減少で、問題となっているスレートと比べても3倍の変化、瓦と比べるとなんと20倍以上変化しています。

さらに、300回を経過しても、右肩上がりでどんどん減少している。

このままでは、900回で重量が2/3となってしまう状態です。

本当に大丈夫??

いままで、セメント系・樹脂系・繊維入り系の数十種類の屋根材が消えてなくなっていますので、ご注意ください。(被害にあわれた方も多いと思います。)

いままで、かわらU、パミール屋根、ブルック、ナチュール、フルベスト、モニエルなど数多くのセメント系屋根材が市場から撤退しています。

唯一、コロニアル(カラーベスト)だけが健在という状況です。

とにかく、焼成品・金属屋根以外の新しい屋根材は5~15年で大きな不具合が発生しています。

ルーガもまだ市場にでて、若い屋根材であるので、耐久性については十分見極める必要を感じます。

被害にあわないためには、もう十年は様子を見た方がいいよ!

 

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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