~金属屋根はどうなると要注意なの? Q041~ 図解 屋根に関するQ&A

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金属屋根はどうなると要注意なの?

図解 屋根に関するQ&A

よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。

「金属屋根は何年ぐらいもつの?」とお施主さまから質問をいただきました。

Q:金属屋根はどうなると要注意なの? ~Q041~

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A:金属屋根にさび・色あせ・軒先の劣化・変形・へこみ・浮きが発生したとき。屋根を下から見たときに、このような症状があったら、要注意。早めに、屋根工事業者さんなどに点検・補修の依頼が必要。特に、築10年程度で、工務店さんや屋根工事業者さんに色あせ・軒先などの点検依頼することがポイント!

さび・色あせ・軒先の劣化・変形・へこみ・浮きが発生したとき

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くれぐれもご自分で屋根に上がって、点検することは落下・滑落の危険があり、大事故につながる可能性がありますのでおやめください。

実際の要注意の状態を写真で示します。

夏の猛暑や台風など過酷な気象条件から暮らしを守る屋根。

屋根の色あせやひび割れなどを放置しつづけると、住まいが古ぼけて見えるだけでなく、雨漏れや躯体の劣化につながり、住まいの寿命を縮めるおそれがあります。

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金属屋根は表面塗装品です。

塗料が紫外線劣化等でダメージを受け、5年~10年程度で色あせが発生します。

ガルバリウム鋼板の場合、色あせ⇒白さび⇒赤さびの順に変化が発生します。

色あせが生じたら、表面を再塗装することで、屋根の使用期間をのばすことができます。

点検時、表面にチョーキング(触ると白い粉が指に付着する)が発生したら、再塗装が必要となります。

再塗装を行わないとさらに劣化が進み、さびが発生します。

さびが発生した場合は、再塗装の効果は少なく、塗膜のはがれなどが早期に発生します。

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金属屋根は5年毎の点検、チョーキングによる再塗装を行い、赤さびの発生を防ぐことが重要です。

赤さびが発生した場合は、葺き替えとなります。

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また、軒先のさび・劣化を確認することも点検ポイントになります。

軒先部は金属屋根材の裏面に雨水がまわりこむ弱点となって、さびが発生しやすい部位と言えます。

さらに、軒先部は耐風対策として重要な部位となので、劣化したまま放置しておきますと強風時に屋根全体が飛散するため、大変危険であり、思わぬ大災害となる可能性があります。

軒先部は屋根面に比べて、再塗装も細部まで行えません。

軒先部にさびが発生したときが葺き替えの目安とも言えます。

変形・へこみ・浮きなどが発生した場合も葺き替えの目安となります。

 

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