住宅瑕疵保険の95%が雨漏り事故! バルコニーの雨漏りも多いですよ!

バルコニーからの雨漏り ビックリするぐらい多いですよ!

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

住宅の不具合の中で、雨漏りってどれぐらいの比率で発生しているのか?

・・・パッと聞かれても想像もつかないですよね。

昨日は、勉強会で、住宅瑕疵担保責任保険法人の住宅保証機構さんからいろいろ教えてもらいました。

これから新築を建てる方にとって、お得になる情報をご紹介します。

 

保険支払い件数の95%が雨漏り!

新築の瑕疵保険で支払われた件数をみると、15年前は全体の20%が基礎、雨漏りが57%だったそうです。

それが平成25年では、基礎は3%、雨漏り95%に変わってきているそうです。

つまり、新築における瑕疵のほとんどが雨漏りと言えます!

その内分けは、屋根が約22%、外壁が約72%だそうです。

屋根の雨漏りの半分は実は金属屋根なんです!(金属屋根は雨が入らないとか言われていますが、いろいろと問題になっているようです。でも、なぜか?流行っているから不思議ですね。)

一方、外壁の詳細は、外壁面31%、外壁の窓廻り25%、バルコニー16%となっています。

バルコニーは面積が小さく、全ての住宅に設置されているわけではないので、発生頻度はかなり高い部位といえます。

 

バルコニーの雨漏り原因

新築の瑕疵保険が支払われた主な原因は、

◎防水層の施工不良

◎ドレイン廻りの施工不良

◎手すり笠木まわりの施工不良

の3つと言われています。

どの部分か言葉ではよくわからないと思います。

築20年のため、経年劣化による要因も入っていますが、バルコニーから雨漏りした現場写真をもとに説明いたします。

 

バルコニーの雨漏り

バルコニーの雨漏りとしては、その下階の室内へ雨漏りする場合室外のバルコニー下面へ雨漏りする場合があります。

このような症状が見られたら、雨漏りとしては重症なので、早期に補修をしましょう!

 

雨水浸入箇所

いくつかの雨水浸入箇所が考えられますので、代表例をいくつかお見せします。

床面の防水層

防水層の劣化やサッシ下の立ち上がり(高さ120㎜以上)不足により、雨漏りすることがあります。

ドレイン廻りの不具合

防水層のドレイン廻りの不具合からの雨漏り。

この場合は、雨水が集まる場所に発生した不具合のため、下への雨漏り量は大量になることが多いです、

外壁の劣化

外壁の劣化により、雨漏りが発生します。

サイディングのシーリングの劣化や割れなどから雨水が浸入します。

このとき、サイディングが通気構造となっていると仮に雨水浸入しても排水可能となるので、安全ですね。

笠木と壁の取り合い部

バルコニーの中でもっとも浸入しやすい部位は笠木と壁の取り合い部です。

笠木と壁の間に、隙間が発生しやすくなっています。

さらに、建設時の防水紙の施工で、ピンホールが発生しやすい3面構面となっているからです。

笠木と手すりの隙間

笠木は平らで水を受ける形になっているので、手すりとの隙間ができると雨水浸入が発生しやすくなります。

手すりの留めビスからも浸入しやすくなっています。

 

 

まとめ:バルコニーからの雨漏りは多く発生しています。

バルコニは勾配屋根ではなく、陸屋根のようなものです。

雨掛かりも厳しい環境下ですので、シーリングなどの定期的なメンテナンスが必要です。

新築時は防水紙の施工を仕様書通り、正しく施工することが重要です。

雨漏りをそのままにしておくと梁(はり)などの木部が著しく腐朽してしまいますので、早めの補修をお勧めいたします!

 

専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。

お気軽にお問い合わせください。(お電話でも大丈夫ですよ!)

(担当:神谷あきのりまで)

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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