下屋根の劣化リスクってなに? ズバリ!雨漏りと結露!

下屋根の劣化リスクってなに?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

下屋根の耐久性に関してはいくつかのリスクがありますのでご紹介いたします。

①漏水リスク

(1)屋根下葺き材の立ち上げ不足

壁際の雨仕舞の不良によって、風雨時に壁の防水紙裏への雨滴吹き込み(跳ね返り、吹き上げ)のリスクがあります。

屋根の下葺き材と壁の防水紙の取合い部において、屋根の下葺き材の壁への立ち上げが不足すると、風雨時の吹き上げにより、壁内へ漏水します。

屋根の下葺き材の壁への立ち上がり量を250㎜以上とすることを順守します。

(2)屋根と壁の取合い部の手順違い

先に壁の防水紙を施工して、屋根の下葺き材との順番が逆になりますと、壁の防水紙の上を流れる水を屋根の下葺き材が受けることができず、小屋裏へ漏水します。

対策としては、屋根の下葺き材を必ず先行して設置し、壁の防水紙下端に防水テープを施し、屋根の下葺き材と密着させます。

②換気不足による結露リスク(小屋裏換気がない)

上写真は下屋の屋根葺き替えで発見された野地合板の劣化写真です。

換気不足による結露が原因でした。

換気不足となる具体的な事例は下記3つの事例が考えられます。

(1)下屋の形状によっては、軒天・2カ所(2方向)で換気孔を設置することができない場合

下屋の軒天1カ所だけでは、開口面積が足りていても有効に換気を促進することはできません!

軒天換気孔であれば、下野の2方向以上に設置する必要があります!

(2)屋根葺き材によっては、野地面換気部材を設置できない場合

瓦屋根は野地面換気部材を設置できます。

野地面換気部材(コンポα)の設置事例

野地面換気部材を設置すれば、軒天からの給気、野地面での排気が可能となり効果的です!

スレート屋根、金属屋根、アスファルトシングル屋根は野地面換気部材が設置できません。

別の対策が必要となります!

 

(3)壁の防水紙から流下する雨水が小屋裏へ浸入するリスクを考えて、雨押え換気を設置できない場合

スレート屋根などは雨押え換気部材を設置することになります。

しかし、上写真のように、屋根と壁の取合い部に換気孔を開口しなければなりません。

この部分は①漏水リスクで述べたように、雨漏りしやすい箇所となっています!

雨押え部分で野地合板を開口すると壁の防水紙の裏面を伝わる水が開口部に浸入するリスクがあります。

青矢印のように滴下した雨水が小屋裏に浸入します。

壁の防水紙と屋根のルーフィングを逆にするだけで、取り合い部から漏水しやすいと言われているにも関わらずその部分を開口することになります。

建物の形状によって、この部分の漏水リスクが高い判断される場合、雨押え換気を設置できないこともあります。

壁からの伝わり水対策が施された特注の雨押え換気を設置することをお勧めいたします!

 

まとめ:下屋根は雨漏りと結露に注意してください!

特に、北面の下屋部分では、その下が水廻り設備が多くありますので、生活の湿気がこもりやすい状態となります。

比較的安価に換気部材は設置することができますので、ご自宅に取り入れられることをお奨めいたします。

野地面換気部材または、伝わり水対策付き雨押え換気部材がお勧めですよ!

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