【瓦屋根のメンテナンス】屋根屋だからわかる~5つのポイント~「ザ・悪徳業者」にはだまされないで~!

日本瓦屋根の点検・修理は瓦屋根工事業者にご依頼ください! その理由は・・・

 

「こんにちは~。〇〇〇です。今日はこの周辺の屋根の無料点検を行っていますので、よろしければ・・・」

「こんにちは~。〇〇〇です。お宅は立地がよくPRになるので、太陽光パネルの設置を特別値引きにします・・・」

と笑顔の訪問販売業者さんがたまに訪ねてきます。

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話を聞いてみるとチラシを見せながら、あの手、この手で屋根の不安をあおってくる・・・

こんな体験をされた方も多いのではないでしょうか?

(屋根プロの私からすると、半分以上、間違った説明です!!!)

また、悪徳業者が屋根に登ると、見えないことをいいことに、わざと瓦を割ったり、ずらしたり・・・

その壊した瓦の写真を撮って、

「早く直さないと雨漏りになり、家が大変なことになりますよ・・・」

「今なら、ちょうど火災保険で直せるので、費用はかかりませんよ・・・」

住まい手の不安をあおり、高額で意味のない修理をするという「ザ・悪徳業者」商法の話も耳にします。

皆さん、こんな悪徳業者には、だまされたくないですよね!!!

でも実際には、名刺にも顔にも「ザ・悪徳業者」とは書いていない・・・

オレオレ詐欺ではないですが、見分けることは難しく、だまされてしまうのです。

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そこで、“屋根屋だからわかる!日本瓦屋根のメンテナンス/5つのポイント ~「ザ・悪徳業者」にはだまされないでー!!~ ”をご紹介いたします。

 

なぜ、「ザ・悪徳業者」はあなたのお宅を狙ってきたのでしょうか・・・?

こんなお宅が狙らわれています。

・日本瓦の屋根である・・・

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・築年数は20年以上・・・

・太陽光温水器が設置されている・・・

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・新築時から屋根のメンテナンスは行っていない・・・

・庭先からは屋根が見えない・・・

・瓦の色が青色、黄色、緑色など・・・(築年数が古いとわかるから)

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あなたのお宅はこの内、3つ以上に当てはまりますか?

当てはまる方は狙われる確率が高いので、以下の5つのポイントを頭に入れておいてくださいね・・・

 

そもそも日本瓦とは?(まめ知識)

日本瓦の屋根はこれです。

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和風住宅の屋根に多く採用されています。

「いらかの波」という「こいのぼり」の歌にも出てくるイメージの屋根・・・

30~40年前はもっとも多く建築された屋根!

鬼瓦の大きさと棟部の高さが住宅の高級感を表していました。

日本瓦屋根の特徴は・・・

・築年数が経過している。(築20年以上が圧倒的に多い)

・メンテナンスをしていない。(雨漏り・変色などの不具合を感じていない)

・耐震性が低い旧工法(土葺き)の屋根が健在している。(地震に弱いというイメージがある)

⇒お施主さまは不具合を感じていないが、屋根が健全なのか?不安である。

⇒ほとんどの人が瓦のことは全くわからない。(知識がない)

このお施主さま不安感・無知な部分を「ザ・悪徳業者」は狙っている!

 

そこで、日本瓦屋根にお住まいの方へ!

日本瓦屋根のメンテナンスについて知っていただき、不安感も取り除いてほしいのです。

【ポイント1】メンテナンス(点検・補修)時期はどのくらい?

日本瓦のメンテナンス目安は、ばっくりこのくらい。

★瓦の材料自体として、50~60年以上で点検。

瓦自体は劣化しないので、外部的な要因(踏み割れ・落下物)がなければ問題なし!

屋根部材の中で、雨漏りに関係する部材のメンテナンス目安はこれぐらい。

●ルーフィング(防水紙)は30年で点検。

●土葺きの場合は、30年で点検・交換。

●木材・桟木は30年で点検。

これらは瓦をはがしての点検となります。
知識・技術が必要となるので瓦屋根工事業者だけが行える点検!

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その他の屋根部材のメンテナンス・・・

・棟のしっくいは10年で点検・補修。

・釘・ビス・銅線等は10年で点検。

・シーリング等は10年で点検・補修。

・谷板金等は10年で点検。

これらは目視点検なので、屋根に登ることができれば、設計士・工務店さんでも大丈夫です!

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瓦屋根は他の屋根材に比べて耐久性は高いので、頻繁に点検しなくても大丈夫!

訪問販売業者に「ヤバイよ!」と脅かされても、あわてなくも大丈夫ですよ!

 

【ポイント2】どうなると補修が必要なの?

日本瓦はメンテナンスフリーだといっても、屋根としては、永遠ではありません。

雨漏り以外に、点検時にこんな症状が出た時には、補修が必要です。

〇屋根からの雨漏り・・・早急に補修してください

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〇瓦の割れ・・・早めに補修してください

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〇瓦のズレ・・・早めに補修してください

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〇しっくいのはがれ・・・他のメンテナンスに合わせて

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しっくいのはがれからすぐに雨漏りとはなりません!

 

〇棟の耐震補強・・・他のメンテナンスに合わせて

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巨大地震の前までに、耐震補強を行ってください!

【ポイント3】どの業者に頼めばいいの?

 いろいろな業種がいます!

屋根業者・リフォーム業者と一口に言ってもいろいろな業種の方がいます。

●屋根工事業

・瓦屋根工事業者(全日本瓦工事業連盟)

・板金(金属)屋根工事業者(全日本板金工業組合連合会)

●塗装業

●左官工事業 ・しっくい工事

●総合リフォーム業

●工務店

上のように「日本瓦屋根を点検補修できますよ~」という業者はいろいろあります。しかし、最終現場で健全に点検補修を行うことができる業者は、瓦屋根工事業者だけとなります。

WEB(インターネット)での検索における注意点

WEB(インターネット)で[瓦屋根、補修]などと検索すると、屋根工事店ではない団体・会社のオンパレードです。

×塗装業

×火災保険代行業

×一般社団法人の名の保険代行業

×リフォーム業

×ホームページ制作会社

これら「瓦に対して素人の会社」がいかにも瓦屋根の専門家として、上位に出てきます。

残念ながら、瓦屋根工事業者は極わずかです。

間違った補修方法をあたかも正しいかのように掲載しているところも多くあります。(しかし、読みやすく・きれいなページとなっています。)

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屋根業者風のまぎらわしいホームページにはご注意ください。

結局、どこに頼めばいいの?

頼みのwebでの検索も心配となると・・・

日本瓦屋根の補修の依頼先は、

・ハウスメーカーのリフォーム会社

・大手リフォーム会社

・大手ホームセンターのリフォーム部門

・地元の工務店

・地元の瓦屋根工事店

などが候補になると考えられます。

その中で、

ブランドで選ぶなら・・・

・ハウスメーカーのリフォーム会社

・大手リフォーム会社

・大手ホームセンターのリフォーム部門

日本瓦のことは詳しくない営業の方とやり取りになります。
ただし、営業力はあると思います。

リフォーム費用は営業費用が厚く含まれますので、工事の内容に対しては割高となります。(しかし、ブランドの安心感はあります)

 

人間関係で選ぶなら・・・

・地元の工務店

知り合いの中に、工務店さんがいたら安心です。

リフォーム費用は大手さんよりは安価で、中間だと思います。

ホームページなどを見て、電話した感じで選ぶなら・・・

・地元の瓦屋根工事店

瓦屋根のことは、間違いなく専門家です。(電話番号は全日本瓦工事業連盟から検索)ただし、営業力はないので、電話で話した感じで選んでください。

電話の感じがよければ、専門家なので安心です。

リフォーム費用は工事の内容に対しては割安だと思います。(中間の流通がなくなるので)

どこの会社・ルートにお願いしても、最終的には、瓦屋根工事業者さんが修理することになります。
しっかりとした瓦屋根工事業者さんに修理してもらうことが重要となります。

 

瓦屋根工事業者を勧めるには理由があります!

【ポイント4】なぜ、瓦屋根工事業者がいいの?

 

例えば、リフォーム業者・板金(金属)屋根工事業者・塗装業者は瓦屋根の状態を診断することができません。(プロのように見えても、他人の土俵なのです。)

健全な瓦屋根であっても瓦屋根の不安をあおり、金属屋根へ葺き替えを勧めることにもなります。

そのため、費用が莫大となる葺き替え修理に誘導されてしまう・・・

 

一方、瓦屋根工事業者は当然、日本瓦屋根が好きです。

瓦屋根をいい状態にしたいですし、さらにきれいな仕上がりとなるように考えています。

また、瓦屋根に対する知識もダントツに他の業者よりあります。

結果、瓦屋根工事業者に依頼をすることで必要な修理を行うことができます。

もちろん、瓦屋根工事業者が屋根の状態を見て、瓦屋根から他の屋根材に提案する場合もあります。(同じ葺き替え修理でもこちらの方が信用できますね。)

他の業種に比べて営業力が乏しいので、一般の方に存在を認識してもらえていません。

しかし、かならず地域には瓦屋根工事業者はあります。

全日本瓦工事業連盟のホームページ

http://www.yane.or.jp/

からお近くの工事店を探してもらうことが悪徳業者にだまされない1つの策といえます。

 

【ポイント5】まずは自分でもできる、簡単な点検!

屋根を見上げよう!

1年に数回(強風後)は屋根を見ておくことで、急な訪問販売業者への対応に余裕ができます。

梅雨前、台風後は地面から屋根を見上げよう!

★チェックポイント★  

●色が変わっていないか?⇒色が変わっていると瓦の欠け・割れの可能性あり。

●並びに違和感がないか?⇒瓦の並びに違和感があると瓦がずれている可能性あり。

●地面・樋に落下物がないか?⇒白いものが落ちているとしっくいのはがれの可能性あり。

以上、チェックしても問題がなければ、瓦は丈夫なので、安心してください。

築年数を確認しよう!

築20年以上の瓦屋根は棟部の耐震性が低い

ご自宅の築年数を確認してください。

築20年以上経過していましたら、瓦屋根工事業者に点検依頼してください。

巨大地震が来る前に、棟部の耐震補強をお勧めいたします!

建設した工務店さんの定期点検を活用しよう!

ご自宅の築年数を確認してください。

建設時の工務店さんの定期点検年であれば、信頼関係のある工務店さんに点検してもらうこともお勧めいたします!

 

以上が、日本瓦屋根のメンテナンスについて、知っておいてほしい5つのポイントです。

 

相談できる業者を持とう・・・

大切なのが、気軽に信頼して相談できる業者があるかということです。

小さなことでもいいので一度相談してみて、「ここは信頼できる」という業者を持っておくと、すごくいいと思います。

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 まとめ

日本瓦屋根は耐久性が高いので、長いお付き合いになっていると思います。

今までほとんどメンテナンスをされていないとすれば、他の屋根に比べて、何百万円もお得となっています。

今後も、上手に手を入れながら、維持管理されることをお勧めいたします。

もしご自宅の屋根の状態を知りたい方は、お近くの瓦屋根工事業者にご相談くださいませ! 愛知なら弊社、神清(かみせい)に・・・

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