住宅勉強会で、住宅紛争電話相談の内容を教えてもらいました!悪徳業者にご注意ください!

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こんにちは~。

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。

昨日は住宅関連の勉強会に参加しました。

住宅の不具合相談が一番多く集まる住宅リフォーム・紛争処理支援センターの方から事例等のご紹介をいただきました。

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1年間で3万件程度の電話相談があるそうです。

新築がおよそ2万件、リフォームが1万件となっています。

不具合事象としては、屋根、外壁、基礎、開口部・建具の住宅外皮が相変わらず多く、ひび割れ、雨漏りの事象となっています。

そんな中、最近、急増しているのが性能不足という事象だそうです。

太陽光発電装置の発電量が当初の想定量よりも少ないというものや免震材料の不具合により耐震性能が十分ではないと言ったものです。

具体的な相談事例もいくつか教えていただきました。

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太陽光パネルを設置しようとした際に、屋根葺き材のいくつかにひび割れがあった事例で、メーカーが補修工事を行ったが、新旧の色の差があり全面葺き替えできないのか?という相談です。

しかし、よく読むと瓦メーカーと書いてあるのですが、実際は瓦ではなく化粧スレートだと思われます。

化粧スレートにおいて、劣化がひどく、太陽光パネルが設置できないという問題は多く発生していますので、その内容の相談だと思われます。

瓦メーカーと屋根材メーカーの言葉の区別をしっかりしていただきたいと思います。

また、もう1つの事例として、「保険金が使える」というリフォームでの相談が多いそうです。

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リフォーム業者が「住宅の火災保険は、自然災害で屋根が壊れた場合にも使える」「経年劣化によるものだが、強風で屋根が傷んだことにすれば・・・」という話で、先に屋根リフォーム契約を結んでしまったという相談です。

この話は保険協会としては大きな問題となっているので、注意喚起を行っているそうです。

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悪徳な訪問販売が横行しているので、注意してくださいと言われていました。

リフォームの契約を行う前に、保険を確認した方がいいそうです。

そのために、不具合の写真を撮っておくことが必要だそうです。

その他には、耐震リフォームと言って、屋根を瓦から金属屋根に交換する見積をもらったが、本当に大丈夫か?というものもありました。

耐震改修は建物全体で行う必要があるため、工事の必要性が疑われる屋根だけリフォーム勧誘にも注意してくださいとのことでした。

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住宅の外装リフォームは悪徳業者が横行していますので、地元のしっかりした業者さんに依頼することがポイントだと思いました。

少しでも多くの一般の方に、正しい住宅リフォーム情報をお伝えできるように勉強して、発信していきま~す!

 

 

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