最近人気の金属屋根立平葺きに弱点あり。軒先から雨水が入って裏面が錆びるそうな!注意されたし。

こんにちは〜。

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。

 

昨日は住宅関連の勉強会に参加しました。

毎月開催されていますが、今月は発表の当番でしたので、化粧スレートのケラバ部から雨水浸入とその劣化について発表いたしました。

 

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ほとんどが今年の夏の建築学会で発表した内容でしたが、時間に余裕があったので、どれほど不具合事例が多いか?事例を多く示しました。

 

多くの方がケラバ部の問題は認識していて、なぜ改善しないのか?という議論になりました。

結局、ビルダー・建材メーカーという業界の都合が優先されて、お施主様に損が回る構図とのことでした。

 

続いて、工事業者様から金属屋根材立平葺きの軒先腐食の問題が発表されました。

 

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多くの金属屋根縦葺きで、軒先が劣化しています。

芯木有瓦棒葺き、芯木なし瓦棒葺き、縦はぜ葺き、立平葺きなどだそうです。

 

また、金属横葺きも雨水浸入するそうです。

 

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はぜの部分に水が滞留していて、そこにビスが留め付けられているため、漏水リスクが高いそうです。

 

縦葺きでは、建築研究所で38年曝露されたものがあり、全ての軒先が劣化して、野地も劣化していました。

  

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表面の錆びはもちろん、裏面の錆びも発生していました。

この錆びは雨水浸入によるそうです。

 

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立平葺きの軒先はこのように穴が開く構造になっています。

その部分にキャップを被せて止水しますが、それでは止まらず、雨水浸入するそうです。

 

現在、多くの新築で立平葺きを施工されていますが、軒先劣化が必ず発生するので、注意するようにとのことでした。

 

長寿命住宅の場合、長期間では、屋根のメンテナンスが必要となります。

外装をメンテナンスする場合は、内装をメンテナンスするよりも高額になります。

将来のメンテナンス費用も含めてどの仕様をするか?ご検討くださいね〜!

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