避難所開設訓練(シュミレーション)を行いました

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避難所運営シュミレーション

少し前になりますが、
避難所運営の:ゲームシュミレーションを通しての
訓練を行いました。

まず、巨大地震や東日本大震災のおさらいです。

高浜市は湾の中にありますが、
南海トラフを震源とする地震が発生し
三連動巨大地震(南海・東南海・東海地震)の
場合は3~4mの津波が約77分後に到達する
と愛知県の予想がでています。

南海地震から72年、東南海地震から74年、
東海地震から約160年の空白があり
今後30年以内での発生予測は60~80%を数えています。

また、不明な活断層による地震の発生も心配されます。
先日の大阪での震度6弱での地震が頭を過ります。

高浜市での被害発生予測・・・

愛知県が発表した予測をもとに高浜市に置き換えて
少なく想定しても建物損壊・損失は5,000棟を超え
死者も200人を数える予測になっています。

そして被害予測では、被災した約18,000人の市民が
避難所に避難してくると推測されます。
高浜市の避難所は以下のように設定されています。

下の写真は東日本大震災発災後の避難所の様子です。
我々がテレビを通して観ていた現状よりさらに
ものすごい事になっています。

避難所の運営は町内会を中心とした
地域住民で行うのが原則です

多くの方は災害が起きても、消防・警察・市役所・自衛隊を
はじめとした官がやってくれると思っています。

とんでもない・・・。

高浜市の人口は約48,000人です。市役所の職員は約400名弱。
(保育士さんを入れて)一人の職員が120人を相手するわけです。
ましてや市外に住んでいる職員もいるなかで無理に決まってます。

碧南警察署署員は約200人(碧南市・高浜市管轄)で
当然震災が起きたら、検視や被害者の捜索活動等で
全くあてになりません。消防署署員も高浜消防署には
約30人程度しか居ません。

自衛隊が派遣されるのはきっと・・・。多分、来ないでしょう。
なぜなら、三連動地震が発生した場合には、九州から首都圏まで、
揺れや津波で甚大な被害が発生してとても人手が足りないからです。

ですから、自分達で行うしかないのです。

自助・互助・公助です。

町内会やケガをしていない方で避難所を運営していくしかないのです。
そのためにゲーム形式のシュミレーション訓練を行いました。

次から次とやってくる被災者の条件に合わせて
避難所に入ってもらう・・・。

ゲームでも難しいです。日頃想定していない状態の人を
振り分けるだけでも大変です。

町内会役員で行ったところ本当に
大変さを実感しました。

大災害が起こらないことを切に望みますが、
いざに備える事の重要さを感じずにはいられない
ような地震が全国各地で起こってます。

今一度、身の回りの確認、減災につなげれる事は
事前に行うことを心掛けずにはいられません。

皆さんも改めてお考えくださいね。

 

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