大災害が発生した場合に警察・消防・役所のチカラをあてにしないでくださいと、警察の警備課からお話しがありました!!

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警察の警備課課長さんから警察・消防の現状の
お知らせがありました・・・

高浜南部まちづくり協議会の理事会の最後に急遽時間を作って
碧南警察署警備課課長さんより大災害発生時の対応について
お話しがありました。

近年、日本各地で地震や豪雨による大災害が発生して
います。そこで、改めて碧南警察署の警備課課長さんが、
大規模な災害や地震が発生した場合に警察や消防が
どのように活動するか?をお話くださいました。

高浜市・碧南市を南海・東南海・東海地震が襲い
最大震度7だった場合の県の予測では、
3.2mの津波が55分後に碧南市に到達。
高浜市には3.2mの津波が75分後に到達との予測がされています。

高浜市においては全壊・消失棟数が5,300棟と予想されています。
上の写真のピンク色の箇所は津波で水没しその他の色のところも
かなりの被害が想定されています。

この津波の到達予想時刻の75分の間に
警察・消防のチカラは頼れません。自分の身は自分達で協力しあって
守るしかないんです・・・。

高浜市内の土砂災害警戒地区一覧

上の写真は高浜市内の土砂災害が発生すると
愛知県が警戒区域として認定している場所です。
高浜南部地域には一カ所が認定されています。

広島や岡山で発生した豪雨のような場合や
震度7のような地震が起きた場合には大変
危険な場所になると思います。

災害発生時の警察の対応は・・・

警察は災害が発生した場合には「災害対策基本法」に則り
活動を行うそうです。「災害応急対策」として、
・住民の避難誘導・被害実態等の情報収集・交通規制だそうです。

高浜市・碧南市を管轄する碧南警察署には
大災害警備特別部隊(隊員12名)が編成されるようです。
しかしながら、この12名の方は特別な訓練を
受けているわけではなくいそうで、スペシャリストでは
ないとの事です。

高浜市・碧南市の人口を合わせると
約12万人で碧南署の職員が約200人強で
人口1,000人当たりに対して警察官は
1人しか居ないことになるそうです。

なお且つ、災害発生時に
署員が二時間以内に署に駆けつけれるのは
約55%。四時間以内で約85%でそうです。

碧南警察署に装備されている機器については、
災害用に数種類は置いてあるそうですが、
少しししかなく両市で救助活動に当たれる
程の装備はないそうです。

消防はどうなのでしょうか?

碧海五市には衣浦東部広域連合・消防局があり
碧南市には消防局の碧南消防署(本署・東分署・北分署)があり
消防車は7台。

高浜市には高浜消防署があり消防車は2台。

これに各市の消防団を加えても消防車は・・・。
高浜市消防団の消防車は4台と可搬ポンプが4台です。

関係機関での連携をはかり災害対応力をつける努力は
されているようですが・・・。
これで大災害に対応できるのでしょうか?

警備課長さんはハッキリと仰ってます。
「公助(警察・消防・役所)」のチカラには限界があり
自助(自分達でなんとかする)、共助(地域で協力する)
しかないと・・・。

自助・共助の必要性

これだけ全国で地震や水害・台風の被害が発生している
今、自分だけは大丈夫。いざとなったら消防・警察・自衛隊・
役所が助けてくれる。なんて他人事ではダメです。

自分で始めれる事がはじめましょう。

・家具を固定する。
・非常食を10日分程度備蓄する。
・水は一人一日3リットル✖最低10日分確保する。
・ケガをしないように、ヘルメットや靴を寝室によういする。
・非常持ち出し袋を用意する。
・ご近所の連携を常にはかる(町内会に加入する)。
・防災訓練には積極的に参加する。
・常にイザに備えたシュミレーションをする。

等々。

そして、災害時には地域で助け合いましょう。

これからは、自助・共助が大切です。

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