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あるハウジングメーカーのセールスの方が、瓦屋根は、阪神大震災の例を見ても分かるように、地震に弱いし、重量も重いので、軽い金属がお薦めといっていましたが、本当でしょうか。
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全く科学的根拠のないそうした話が流布しているのは本当に残念です。とくに阪神大震災以降、地震と瓦のイメージがセットになって流されるようになったため、ウラに何か意図的なものがあるのではないか、と疑いをかけるメーカーも出ているほどです。
阪神大震災の時、たしかに北淡地域の瓦葺屋根の倒壊した映像が、1日何十回も繰り返し放映されました。このため、地震と瓦屋根のイメージが視聴者の記憶に強く刻まれるようになったのは不思議ではありません。しかし、ビクともしなかった、それ以外の数多くの瓦屋根の映像は、殆ど話題にもなりませんでした。テレビ報道は、センセーショナルな映像を好みますが、メーカーの立場から言わせてもらえば、冷静で客観的な報道とはいいがたいと考えています。事実04年の中越地震の時には、こうした報道はすっかりカゲをひそめてしまいました。
当組合では、瓦屋根の安全性向上のために、繰り返し科学的なテストを繰り返し(詳しくは【コチラをクリック】)、すぐれた結果を残しています。こうした噂に惑わされず、美しくて丈夫、最も優れた屋根材である瓦を今後ともご愛用下さい。現在当組合では、地震や台風に強いガイドライン工法を推奨しております。
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