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業者からの薦めで、今度わが家に太陽熱温水器をつけることになりました。築12年の瓦屋根の2階屋ですが、温水器をつけるに当たって、何か注意しておかなければならない点はありますか。業者の人は、何も問題ないといっています。
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瓦メーカーの立場からの率直な意見を申し上げますと、瓦屋根にはできるだけモノを乗せて欲しくない、というのが本音です。モノによっては、瓦の持つメリットや性能(耐水性、耐風性、耐久性等)が損なわれることがあるからです。
しかし、これだけ太陽熱温水器や太陽熱発電機が普及してきますと、そうとばかり言ってはおられません。時代の省エネ動向やお客さまのご希望を考えると、やむを得ない選択だといわざるを得ません。温水器業者は、全然問題ないというにきまっていますが、一つには、屋根の負荷重量が十分耐えられるだけのものになっていること、もう一つは、工事中に起きがちな瓦の踏み割りや瓦のズレなどがそのまま放置されることです。
同じ屋根の上の工事業者とはいえど、瓦の専門工事業者と、これらの業者の間には、当然屋根に対する取り組みも違って来ます。温水器等の取り付けに当たっては、こうした事故(瓦屋根を傷つけるような行為)があった場合の対処法まで含めて契約を結ばれることをお薦めします。
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