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家を新築するので屋根には三州瓦をと考えていますが、会社の同僚に「三州瓦は高いからスレートにした方がいいのでは」といわれました。ホントでしょうか?
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イニシャルコスト(当初費用)でいえば、スレート系屋根材は確かに三州瓦よりも安いですが、後々メンテナンスコストがかさみ、結果的には高いものにつきます。
たとえば、三州瓦の陶器瓦の設計価格は1平方メートル当たり約8,500円、彩色石綿スレートは約5,000円が標準的な予算の目安で、屋根面積100平方メートルに使用した場合、三州瓦は約850,000円、彩色石綿スレートは約500,000円で、スレートの方が安く仕上がります。
ところが、スレートの場合、10年も経てば色があせてきますから、屋根の塗り替えが必要になります。塗装料金は1平方メートル当たり約5,000円で約500,000円かかりますが、さらに20年経てば、スレートはまた退色して、塗装料金がさらに約500,000円必要になります。
つまりスレート系屋根材の場合、家を建ててから30年間で約1,000,000円の塗装料金がかかり、トータルコストでは約1,500,000円の費用が必要になります。ところが、三州瓦は色あせしないため、塗装などのメンテナンスの必要が少なく、30年後のトータルコストで計算すれば、約650,000円も安くなるわけです。
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