|
|
|
|
|
|
三州瓦は「地域ブランド第1号」と聞きましたが、他に地域ブランドの瓦はないのですか?
|
|
|
|
|
|
特許庁(経済産業省)の第1回(06年10月27日)の認定では、「三州瓦」だけが唯一瓦の地域ブランドとして発表されました。
その後第2回目(07年1月16日)の追加発表11件のうち、愛媛県の菊間瓦が、瓦の第2号ブランドとして認定され、その仲間入りを果たしています。現在の詳しい申請状況は分かりませんが、全国で40ヵ所近くあるといわれる瓦の産地のいくつかは、申請中と考えられますので、それらの中から、今後瓦の地域ブランドが誕生する可能性は十分ありえます。とくに三州瓦に次ぐと言われる島根県の石州瓦や兵庫県の淡路瓦(この3種で、88.1%のシェア)は、今後の「周知の徹底」(特許庁)次第によっては、第3号、第4号の地域ブランドに認定される可能性があります。
特許庁の地域団体商標推進室によると、「全国的な知名度を獲得し、特定の事業者の商品であることを識別できる」(地域団体商標制度、第3条第2項)ことが、地域ブランドとしての必要条件とされています。但し新たに地域ブランドが加わっても、「三州瓦」の認定第1号の評価が揺ぐものとは考えられません。全国の瓦の6割近い圧倒的なシェアを誇る三州瓦は、文字通り日本の瓦の代表選手といえましょう。
|
|
|
|
|