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消費者センターへの苦情の70%が、屋根工事に関するものだとリフォーム雑誌に出ていました。悪質な工事業者はどうしたら見分けることができますか。
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ご指摘の記事の件は、おそらく国民生活センターに寄せられた苦情相談のデータの件だと思います。平成10年〜12年の3年間に、同センターに寄せられた訪販リフォームの苦情18,573年のうち、屋根工事に関するものが44%、外壁工事に関するものが28%で、両方合わせて72%、他のリフォーム工事(浴室など)に比べ、圧倒的に多いという調査です。【コチラをクリック】
この調査によると、契約書通りに工事が実行されない、料金が異常に高い、勧誘の仕方が強引など、いわゆる悪質商法の事例が報告されています。リフォーム工事は、建築確認申請など行政のチェックを必要としないこと、建築士など国家資格を必要としないために、誰でも自由に参入できること等から、悪質な業者が、訪問販売等の方法で、90年代以降数多く工事業界を踏み荒らしたため、こうしたトラブルが増えたものと考えられます。
このデータは、「訪問販売」による苦情のデータですので、トラブル件数も自然に多くなっています。センターの話では、ここ1〜2年、手口がますます悪質になり、件数も増えているとのことですので、注意して下さい。悪質業者は、最初はネコなで声で親切を装う、勧誘が強引で家に上がりこんだら帰らない、契約を急がせる、価格の割引を必ず言う、説明にウソが多い、訪問販売といった特徴を持っていますので、どれか一つでも引っかかる場合は、断固として拒絶する勇気をもちましょう。信頼できる業者は、必ず近くにいますので(詳しくは【コチラをクリック】)、良心的な業者選びを心掛けて下さい。
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