太陽光発電システム設置における石綿スレート穿孔工事対応 ダストホールシステム (アスベスト飛散防止対策用のドリル)

アスベスト含有スレート屋根への太陽光パネル設置における穿孔(せんこう/あな開け)作業でのアスベスト飛散防止対策用のドリル(DHドリル)を販売しています。

お施主様、近隣住民、作業者のアスベスト被ばくを防ぎ、かつ、太陽光パネル設置作業をスムーズに行うことができます。

DHドリルを使用することで、スレート屋根の穿孔は湿潤状態で行うことができ、レベル3の石綿含有建材の法令を遵守することができます。

元請け企業様の将来のアスベストリスクを回避するためにも、コンプライアンスのためにも、施工業者へ使用指示されることをオススメします。

 

問題化する深刻なアスベスト被害

◆アスベストの危険性

石綿(アスベスト)は太さ0.1μm、長さ20μm程度の危険なサイズが多く、目に見えず肺胞に入ると体にアタックするが、鉱物性繊維のため溶けることもなく、20年以上経って発症(中皮腫・石綿肺)すると言われている。 死亡者が2010年で1200人以上と言われ、労災認定も年々増え、特に建設作業者が増加傾向にある。

 

◆アスベスト成形板(化粧スレート)の処理 レベル3

住宅屋根化粧スレートは、平成15年までアスベスト入り製品が製造されていた。解体・改修における破砕、切断等の作業においては発じんを伴うため、湿式作業を原則とし、発じんレベルに応じた防じんマスクが必要とされている。

 

 

【化粧スレート用】DHドリルセット4kw用 (アスベスト飛散防止対策用のドリル)

野地板固定用のDHドリルをご用意いたしました。弊社ネットショップ『カミセイショップPRO』からご購入いただけます。

 

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※ご不明な点は、お問い合わせ(0120-951-890)までお気軽にどうぞ!

DHドリルの廃棄方法について

DHドリルの使用後はDH回収袋による2重梱包して廃棄することをお願いいたします。
DHケース1個につき、40~50箇所でスレートに孔を開けることができます。
DHケース1個に水を1/2入れると約10gとなります。
厚さ5mmのスレートに半径3mmの孔を開けるとその体積は0.14㎝³となります。
スレートの比重は約2であるため、孔1個あたりのスレートの重量は約0.28gです。
40個の孔を開けた場合、約11.2gのスレートがDHケースに回収されます。
この場合の含水率は10/21.2=47.2%となります。
同様に50個の孔を開けた場合、約14gのスレートがDHケースに回収され、含水率は42%となります。
使用直後は汚泥状態となっているので含水率が高いように思われますが、40~55%程度ですので、廃棄するのに問題はありません。(85%未満となります)
参考までに愛知県の産業技術センター三河窯業試験場で汚泥の含水率測定をした結果を紹介します。