目次
雨樋の工事費用
雨樋の工事費用を紹介します。
雨樋のメンテナンス内容 | 概要・内容 | 費用 |
---|---|---|
雨樋の掃除 | 弊社に掃除を依頼して、雨樋の詰まりを解消する。 | 2.5~万円 |
雨樋の部分修理 | 足場を設置せずに、部分補修する。 | 5~10万円 |
雨樋の塗装 | 外壁・屋根などに併せて、雨樋を塗装する。 | 5~10万円 |
雨樋の一部交換(一面部のみ) | 外壁の1面部分だけについている雨樋を、足場を設置して、交換する。 | 15~20万円 |
雨樋の全体交換 | 住宅の雨樋全体を交換する。足場全面に設置する。 | 25~60万円 |
※足場設置の費用は含まれていません。建物の大きさや雨樋の状況で費用が異なりますので、御見積もりをご依頼ください。
雨樋の交換の工事は足場が必要になるので、屋根や外壁のメンテナンスに合わせて行うことで、足場費用の負担割合を軽減できるためご検討ください。
●雨樋の掃除 (2.5万円~)
雨樋の掃除は高所作業となり転落すると大けがになりますので、ご相談・ご依頼ください。
参考記事⇒雨樋の詰まりを解消するための料金は?事例を紹介しながら解説
●雨樋の部分修理 (5万円~)
雨樋が一部破損した場合、雨樋の種類によっては部分修理が可能ですので、ご依頼ください。
●雨樋の塗装 (5万円~)
外壁・屋根塗装をされるときは、併せて、雨樋の塗装も行いましょう。
参考記事⇒雨樋の塗装は本当に必要?塗装の効果や注意点を徹底解説
●雨樋の一部交換 (15万円~)
雨樋が大きく変形したり、破損したりした場合は、その周辺を部分的に交換することをオススメします。
参考記事⇒雨樋からオーバーフローして隣家へ 丸樋から角樋へ部分交換
●雨樋の全体交換 (25万円~)
屋根材を交換したり、雨樋全体に劣化が発生したりした場合、雨樋全体の交換をオススメします。
屋根材の種類が変わると屋根材の先端位置と雨樋の位置関係が変わることがあり、そのままでは雨水を受けることができません。
雨樋の種類や取り付け位置を変更して、正しい位置に取り付けることが重要です。
参考記事⇒雨樋の交換を行う5つのメリット!デメリットや適切な交換時期も解説
雨樋の工事の必要性
雨樋には屋根からの雨水による雨漏りを防ぐ役割があります。
建物の屋根面に降った雨水を軒樋で集めて、地面へと排水する一連の経路を担っています。
雨樋がないと、屋根に降った雨水は屋根から外壁へ伝わってしまうため、外壁を流れる雨水の量がその分だけ多くなってしまいます。
また、軒先(屋根の先端)から直接地面に落ちる場合でも、地面で跳ね返ることで、建物の外壁・基礎や土台が濡れることがあります。
雨樋を設置することで、屋根面からの雨水が外壁にかからないようにすることができます。
雨樋が破損したり、劣化している状態を放置すると、外壁の劣化や基礎の劣化につながり、雨漏りやシロアリが発生するリスクとなり、建物の資産価値の低下につながります。
雨樋が破損した場合は、早めの雨樋の補修工事が必要です。
雨樋の工事が必要な症状
雨樋の工事が必要な症状を紹介します。
- つなぎ目のズレ
- 雨樋を支える金具のサビ・折れ
- 雨樋のヒビ割れ・ゆがみ・破損
- 適切ではない傾斜
①つなぎ目のズレ
軒樋と軒樋のつなぎ目や縦樋と縦樋のつなぎ目がズレることがあります。
つなぎ目から水漏れが発生してしまうので、想定外の所に落ちて大きな雨音がすることがあり、ご近所トラブルにつながることがあります。
②雨樋を支える金具のサビ・折れ
雨樋を支える金具のサビ・折れ・外れなどで、軒樋がズレ落ちてしまうことがあります。
屋根からの雨水を受けることができないので、早期の雨樋修理が必要です。
③雨樋のヒビ割れ・ゆがみ・破損
雨樋のヒビ割れ・破損は雨樋からの水漏れの原因となります。
降雨量に関係なく水漏れするため、早期の雨樋工事が必要です。
雨樋のゆがみはその大きさによって、緊急性が変わります。
ゆがみが大きい場合は、雨樋から雨水があふれるので工事が必要です。
④適切ではない傾斜
屋根のたわみや金具の変形などで、軒樋の傾斜が変わることがあります。
軒樋の傾斜が縦樋の落とし口へ向いていないと排水できず、オーバーフローしてしまいます。
雨樋の寿命ってどれくらい?
雨樋の寿命は20~年程度と言われているため、既に25年以上経過している場合は雨樋の交換工事を検討するべきタイミングが来ています。
雨樋は建物の立地状況や雨樋の設置状況の影響を受けるため、寿命はあくまで目安とお考えください。
日射による熱、紫外線、温度差による収縮などによる劣化や風・雪・雹(ひょう)などの自然災害による損傷によって、通常より早く寿命が来てしまうことがあります。
年数ではなく雨樋の症状によって雨樋の工事を検討してください。
雨樋の交換について詳しくはこちらの記事で解説しています。
雨樋の工事費用は火災保険が使える?
雨樋の工事に関して、風や雪、雹などの自然災害による損傷や損傷に伴う雨漏りが発生した場合は、火災保険で工事費用が負担される可能性があります。
一方で、経年劣化や施工不良・人的な破損は火災保険の適用とならないのでご注意ください。
経年劣化と自然災害による損傷の区別がむずかしい場合もありますので、自然災害が発生したときには、都度、点検を行いましょう。
不具合を確認したときには、写真を撮影し、保険会社に連絡することをオススメします。
火災保険の申請方法や注意点について詳しくはこちらの記事で解説しています。
屋根修理で火災保険は使えるの?申請方法から注意点まで徹底解説!
雨樋の工事のときに同時にやっておきたいこと
雨樋の近くに樹木がある場合は、ほとんどの雨樋が落ち葉で詰まっていることが多いです。
また、近くで鳥が頻繁にとまっている場合は、細い枝やわらなど巣作りに使用する繊維状のもので縦樋の落とし口が詰まっていることが多いです。
雨樋の部分工事を行ったときには、同時に掃除を行うことをオススメします。
雨樋に不具合がなく工事を行わないが雨樋が詰まっている場合は、1階屋根なら自分で掃除することも可能ですが、2階以上ですと高所作業となり命がけとなりますので、業者に掃除依頼をしましょう。
頻繫に雨樋が詰まる立地であるなら掃除費用の負担も大きくなるため、雨樋を詰まりにくくする対策として、「落ち葉よけシート樋カバー」がオススメです。
「落ち葉よけシート樋カバー」の設置について詳しくはこちらの記事で解説しています。
雨樋の詰まりは本当に防げる?落ち葉よけシートをDIYで試しに設置してみました!
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