神清の「外壁工事」とは?

外壁塗装工事

3,500~円/㎡

※足場代は別になります。

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外壁工事の費用をご紹介します。

外壁工事の費用を以下の表にご紹介します。

項目修理内容金額単位
外壁修理シーリング工事950~1,200円/m
外壁修理塗装工事(シリコン)3,500~円/㎡
外壁修理塗装工事(弾性塗料)5,500~円/㎡
外壁修理モルタル塗り替え12,000~円/㎡
外壁修理サイディング張替え14,000~円/㎡
外壁修理金属サイディング(カバー工法)11,000~円/㎡

既設の外壁の種類・状態、立地によって、費用は変わってきますので、現場調査した上で御見積もりいたします。

 

●シーリング工事 (950~円/m)

窓回り、外壁目地、外壁ヒビ割れ等から雨水が浸入している場合などは、シーリング処理を行います。

シーリングも正しい施工をしないと止水効果が低くなります。

参考記事⇒雨漏り修理の応急処置でシーリング材を使った場合の費用相場を完全解説

 

●塗装工事 (3,500~円/㎡)

外壁材はタイル・レンガをのぞいて塗装品となっています。

10~15年で外壁の塗装メンテナンスを行うことが一般的です。

参考記事⇒雨漏り修理に併せて外壁シーリング&塗装メンテナンス

 

●モルタル塗り替え工事 (12,000~円/㎡)

モルタル外壁は雨漏りなどの不具合が発生するとヒビ割れなどはシーリングなどで補修しますが、木下地まで劣化している場合、モルタルを撤去し下地補修するモルタル外壁を塗り替え工事を行います。

参考記事⇒モルタル外壁からの雨漏り 部分解体して原因を解明して復旧

●サイディング張替え工事 (14,000~円/㎡)

サイディングの雨漏り修理は、サイディング表面の隙間をふさぐシーリング修理を行うことが多いです。

サイディング表面をふさいでも雨漏りが止まらまいときは、サイディングを解体して、その中の防水シートを補修して雨漏りを止める、サイディングの張替えを行います。

ほとんどが開口部(窓、ドア、配管等)の上からの雨漏りとなりますので、その開口部まわりの防水シートの施工が重要となります。

サッシのフィンへ両面防水テープをはり、防水シートを隙間なく、施工することがポイントとなります。

参考記事⇒サイディングからの雨漏り 下地の防水シートから交換補修

 

●金属サイディングカバー工事 (11,000~円/㎡)

サイディングからの雨漏りで、そのサイディングの表面に、金属サイディングをカバーする修理方法もあります。

工事費用を抑えたい場合や浸入箇所になりそうな場所が多くある場合などに採用します。

古いサイディングの上に、下地胴縁を設置して、その上に金属サイディングでカバーします。

外観が大きく変わりますが、確実に雨漏りを止めることにつながります。

モルタル外壁やALC外壁でも行うことがあります。

参考記事⇒外壁サイディングからの雨漏り 金属サイディングカバーで補修

 

外壁からの雨漏り修理の基本

新築・木造の雨漏り事故物件での最新の調査では、外壁からの雨漏りが47%と約半数を占めています。

10年経過した劣化を伴う雨漏りを考えると、さらに、外壁からの雨漏り比率は増えると思います。

経年した外壁からの雨漏り修理に対して、業者の多くは「雨漏り修理」と「塗装などの美観メンテナンス」の2つの工事内容を併せて提案してきます。

2つの工事とも足場設置が必要ですので、費用を抑えるためには当然だと思います。

しかし、ここに落とし穴があり、注意してほしいので事例を紹介します。

 

高級な外壁塗装したのに、雨漏りが再発した事例

築13年の木造住宅のバルコニーからの雨漏りを外壁塗装で修理したのに再発した事例です。

外壁サイディングを高価・高耐久の外壁塗料で塗り直ししたのに、3年で再び雨漏りしてしまいました。

その業者は、TVコマーシャルをしている大手のリフォーム会社です。

しかし、クレームを何度言っても、調査したけど「原因がわからない。」と、適当にシーリングをしては帰っていく対応だったそうです。

そこで、弊社にご依頼いただき、散水試験をして原因を特定しました。

 

残念ながら、このような雨漏りしている外壁を「塗装すれば、雨漏りは直ります。」

と塗装工事を行い、その後、再発しても逃げてしまう業者が多いのです。

 

弊社の外壁からの雨漏り修理の基本

弊社はまず雨漏り調査を行います。

雨漏り調査で原因を特定してから雨漏り修理を提案します。

外壁の状況に応じては、併せて、外壁のメンテナンスを提案します。

弊社の考え方は、「雨漏り修理」と「外壁塗装メンテナンス」は全く別物ととらえています。

 

外壁からの雨漏り原因とは?

外壁からの雨漏り原因は、大まかな分類としては、2種類です。

  • 築年数が浅い間の雨漏りは設計・施工不良
  • 築年数が約10年以上の雨漏りは防水材・材料の経年劣化などが加わる

 

詳細な原因については事例ごととなりますので、ここでは、外壁の種類による防水構造の最終止水ラインの考え方を紹介しておきます。

最終止水ラインとは、ここが突破されると雨漏りになる場所を指します。

最終止水ラインが防水シートのタイプ

窯業系サイディング・金属サイディング・モルタル通気構法が当てはまります。

これらの外壁の雨漏り修理の基本は、外壁をはがして、防水シートを直すことです。

上の写真は、サイディングの室内側に設置される防水シートを施工した状態です。

サイディング等は、この防水シートの外側に、胴縁(どうぶち/木材の棒)・金物の空間を介して、設置されます。

サイディング等は、1次防水ラインとして、雨水の浸入をふせぎますが、サイディングから室内側へ雨水が入っても雨漏りとはなりません。

この防水シートが雨水の浸入を防ぎます。(最終止水ライン=防水シート)

つまり、この防水シートの施工がとても重要であり、サイディングの雨漏り修理は、最終的には、この防水シートを直すことであり、雨漏りは止まります。

 

最終止水ラインが外壁表面のタイプ

モルタル直貼り外壁、ALC外壁が当てはまります。

これらの外壁の雨漏り修理は、外壁表面のクラック・割れ・シーリング材の劣化等を直すことになります。

モルタル外壁の中にも、防水シートは入っています。

しかし、モルタルをささえるためのラス網は、大量のホッチキスのような針で、防水シート越しに、下地へ留め付けられています。

防水シートは穴だらけとなっているため、止水を期待できません。

そのため、モルタル外壁の表面で、雨水の浸入を防ぐこととなり、ここが最終止水ラインです。

外壁表面のクラック・割れ・シーリングの劣化等を直すため、シーリングや弾性塗料などで、クラック・割れをふさぐ補修を行います。

 

弊社では、雨漏り調査して浸入箇所を特定した上で、上記2パターンを基本に置きながらも、ご予算に応じて補修方法のご提案を行っています。

 

外壁からの雨漏り事例を紹介します。

サイディングからの雨漏り

窓回りとのシーリング劣化部からの浸入

上の写真は、2階窓のサイディングと窓回りの間のシーリング劣化部分に散水試験を行っている状態です。

このシーリング劣化部から雨水が浸入して、1階の窓上から雨漏りしていました。

サイディングの目地からの浸入

上の写真は、サイディングとサイディングの継ぎ目のシーリング目地が劣化して、隙間から雨水が浸入したところです。

上の写真は、サイディングのあいじゃくり(重なり)目地の隙間から雨水が浸入したところです。

ALCからの雨漏り

ALC外壁は建物の体力をになう鉄骨の動きによって、ALC外壁本体に力がかかり、ひび割れが入ることがあります。

ひび割れからALC外壁の目地へ伝わり、下の階の開口部や床から雨漏りすることがあります。

モルタル外壁からの雨漏り

モルタル外壁の直貼り仕様は、雨漏りがもっとも多い外壁と言えます。

経年で、外壁にひび割れが発生し、ホッチキスの針から防水シートを通過して、室内へ雨漏りとなります。

金属サイディングからの雨漏り

金属サイディングは、板と板の間の継ぎ目から雨水が浸入することがあります。

また、継ぎ目から入っても、下から排水できる構造が必要です。

外壁塗装で、排水できる隙間を塗料でふさいでしまうと、かえって、雨漏りするようになることもあります。

 

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