目次
天窓の工事費用
天窓の工事費用を紹介します。
工事名 | 工事費用 | 工事内容 |
---|---|---|
既存天窓の雨漏り修理 | 4~15万円 | ・ガラス面をシーリングする ・天窓周辺の掃除する ・エプロンの交換する ・天窓周辺の防水シートの補修する |
既存天窓の撤去 | 25~万円 | 既存天窓を撤去して開口部に野地板を設置して屋根として復旧する |
天窓の交換 | 40~万円 | 既存天窓を撤去して新しい天窓を設置する |
※上記表に足場費用は含まれません。
●既存天窓の雨漏り修理 (4万円~)
天窓からの雨漏り原因としては、ガラス面のシール材の劣化、天窓周辺の堆積物によるオーバーフロー、屋根材とのつなぎ目となるエプロンの劣化、天窓周辺の施工ミスなどがあります。
参考記事⇒天窓からの雨漏り修理 瓦屋根とのつなぎのエプロン交換&ガラスシーリング
参考記事⇒恐れていた天窓の雨漏りを止めるには?3つの原因とその補修【交換不要】
●既存天窓の撤去 (25万円~)
天窓からの雨漏りが嫌で、既存天窓を撤去してほしいという要望をいただいたときには、既存天窓を撤去して開口部を野地板でふさいで屋根材を葺いて復旧します。
参考記事⇒天窓からの雨漏り 天窓を撤去して屋根とする改修工事
●天窓の交換 (40万円~)
既存の天窓に不具合が発生した場合に、新しい天窓に交換します。
新築後に天窓から雨漏りする原因とは?
新築時から発生する雨漏りの場合は、施工の不具合の可能性が高いです。
原因1)天窓周辺の防水シートにピンホールがある
天窓周辺の立ち上がり部は防水シートでしっかりとおおうことが重要です。
防水シートに隙間ややぶれなどがあると雨漏りの原因となります。
参考記事⇒天窓からの雨漏り 天窓周辺の4つ角から雨漏りすることが多いです!
原因2)天窓周辺の屋根材との取り合い部の施工不具合
天窓周辺には付属の水切りを設置して、周辺の屋根材との取り合い部から雨漏りしないように施工します。
水切りには天窓上部からの水が集まって流れるため、この部分と屋根材とのつなぎ目の施工は雨漏りを防ぐポイントとなります。
参考記事⇒屋根の天窓からの雨水浸入により野地板が腐朽劣化!!
経年した天窓からの雨漏りの3つ原因とは?
家を建ててから、10年以上経過してからの雨漏りは、「経年劣化」が原因の場合がほとんどであり、主な3つの原因を紹介します。
原因1)天窓ガラス面のシールの劣化
天窓のガラス面とその周辺の枠との間のシールが劣化して、雨漏りすることがあります。
この雨漏りの特徴は天窓の木枠内側から雨漏りします。
木枠内側を上部から雨漏りしていれば、このシール部分の劣化が原因です。
参考記事⇒天窓からの雨漏り 築数年で始まった原因は本体の不具合がだった
原因2)天窓のエプロンの劣化
瓦屋根などの凹凸のある屋根材に使用されている「エプロン」という防水材が劣化してあなが開き、そこから雨漏りすることがあります。
天窓の内側からではなく天窓より水下側の天井などから雨漏りします。
参考記事⇒天窓からの雨漏り 瓦屋根・軒天部分修理・鉛エプロン交換
参考記事⇒瓦屋根に設置された天窓はエプロンの点検に心掛けましょう! 雨漏りを防ぐことができますよ!
原因3)天窓周辺の堆積物によるオーバーフロー
天窓周辺で屋根材と天窓との間の堆積物(落ち葉・土等)が溜まることで、オーバーフローして雨漏りすることがあります。
天窓周辺の天井などから雨漏りします。
参考記事⇒天窓の雨漏り 落ち葉詰まりも原因になりますよ! この時期はご注意くださいね!
天窓からの水は「結露」もある
天窓から垂れる水は結露水の場合もあります。
雨が降っていない場合は、結露の可能性があります。
結露対策としては、断熱改修などを行います。
天窓からの雨漏りは雨漏り調査してから修理しましょう
天窓の雨漏りの原因についてご紹介しました。
原因の可能性がいくつもあり、周辺屋根材との兼ね合いがあるため、天窓の雨漏り修理は単純ではありません。
弊社では原因特定を行ってから、天窓の雨漏り修理を行っています。
ご不明点/見積もり依頼があればお電話を。
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