天窓からの雨漏り
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(カミセイ)のDr.神谷です。
天井からの雨漏り調査で小屋裏に入った時に、天窓からの雨漏りを発見することがあります。
左側に見えるのが、天窓下の内壁です。
昔の住宅では、天窓の内壁に断熱材が巻かれていない場合も多く見かけます。
そのため、結露痕も多く見かけます。
この雨染みは結露ではなく、雨漏り痕でした。
雨染みの上部を見上げると天窓周辺からの浸入痕がありました。
真上の母屋にも濃い雨染みがありました。
この場合、この母屋よりも上部に浸入場所があります。
そこで、その上部を確認しますと、
母屋の右側にある野地板部分に濃い雨染みがありました。
そのさらに右側を見ていきますと濃い雨染みはありませんでした。
この部分は天窓の軒側角の部分になります。
天窓はその周辺の4つ角から雨漏りする場合が多いです。
屋根面を確認しますと、
天窓の右側下角の部分から雨漏りしていることになります。
天窓の雨漏りの原因は以下と考えられます。
・屋根材下側にあるルーフィングを天窓に沿って立ち上げます。
・このとき、4つ角部分にルーフィングのピンホールができてしまいます。
・屋根材・シーリングなどの劣化や土ほこりなどの堆積によって、ルーフィング上に雨水が浸入してくるとこのピンホール部分から室内側に雨漏りします。
まとめ:屋根材のメンテナンスに併せて、天窓も天窓の周辺の雨仕舞をメンテナンスすることをお勧めいたします。
専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。
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