「M形瓦」って、何?
M形瓦とは、1枚の瓦に2つの山がある瓦のことです。
ときどき、粘土瓦の種類について、お問い合わせいただきます。
今回は、「M形瓦」についてのお問い合わせでした。
M形瓦とは、1枚の瓦に2つの山がある瓦のことです。
粘土瓦は、大きく分けると3種類になります。
J形瓦・・・日本瓦のことです。
S形瓦・・・山の大きい瓦のことです。
F形瓦・・・平らな瓦のことです。
実は、M形瓦はF形瓦の1種類とみなされています。
大きさは、坪あたり40枚(12枚/㎡)で、F形瓦と同じです。
M形瓦=F形瓦のMタイプ(2つ山タイプ)と言うイメージです。
M形瓦の特徴としては、瓦の中で、最軽量の瓦と言えます。
M形の形状は、踏み割れに対する強度があります。
その分、瓦の厚みを薄くすることができ、軽量瓦となっています。
代表的な2つを紹介します。
セラマウント
上の写真は、セラマウントです。
M形瓦の代表的なものです。
山が水上から水下まで同じ幅となっています。
イメージとしては、J形瓦の山が2つになった瓦です。
葺き上がりは、洋風屋根に見えます。
サンレイ
上の写真は、サンレイです。
山が水上から水下に向かって幅広くなっています。
イメージとしては、S形の山が2つになった瓦です。
葺き上がりは、洋風屋根に見えます。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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