屋根修理の代表的な5つの失敗例を紹介!失敗回避の方法も解説

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

屋根修理の失敗例について知りたい
屋根修理で失敗しない方法を知りたい
屋根修理で失敗しないためにするべきことを知りたい

この記事で伝えたいこと

この記事は「屋根修理の失敗例について知りたい」「屋根修理で失敗しない方法を知りたい」という方に向けて解説しています。

屋根修理は、費用も時間もかかるため、依頼者の負担は大きいものです。
屋根修理が失敗すると大きなストレスとなってしまいます。失敗しないためには、代表的な失敗例を知って、失敗を回避する方法を知っておくことが重要です。

そこでお本記事では、屋根修理の代表的な5つの失敗例と失敗回避の方法を解説していきます。
この記事を最後まで読めば、屋根修理で失敗するリスクを最大限下げられます。ぜひ最後まで読んでくださいね。

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屋根修理の代表的な5つの失敗例を紹介します

屋根修理の代表的な5つの失敗例を紹介します。

  1. 訪問業者との契約
  2. イメージの相違
  3. 近隣トラブル
  4. カバー工法
  5. 雨漏りの再発

次の章から代表的な失敗例を詳しく紹介していきます。

 

【屋根修理の失敗例】①訪問業者との契約

飛び込み営業の訪問業者はその多くが悪徳業者だと思ってください。

最終的にはかなり高額な屋根修理工事の契約をさせられたり、屋根の修理がしっかり行われなかったりするケースが多いです。

普通の屋根屋さんは仕事が詰まっているので、訪問営業を行わないところがほとんどです。

飛び込み営業のよくある営業のパターンを紹介します。

  • たまたま近くを通ったら屋根の壊れているのを発見した
  • 期間限定で無料点検のキャンペーンを行っている
  • 近くで工事していてそのまま足場を移設するので安価となる
  • 火災保険を利用して無料で屋根修理ができる

悪徳業者の場合、だましのプロですので相手のペースに巻き込まれてしまいます。

悪徳業者を回避するために守ってほしいことを紹介します。

  • すぐに契約しないこと
  • 1人で決めないこと(家族や友人に相談する)
  • 他の業者からも見積もりを取ること

などが重要です。

屋根修理の飛び込み営業の悪質な手口について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

屋根修理の飛び込み営業は悪質!5つの手口と見分ける方法を解説!

 

【屋根修理の失敗例】②イメージの相違

屋根塗装・屋根葺き替えでは、サンプルを見て選んだにもかかわらず、できあがったイメージと違うことがあります。

屋根の経年による不陸(ふりく/変形)、家のデザイン、日射の当たり方、外壁の色、まわりの環境などによって見え方が違うことが原因です。

対策方法としてはいくつか紹介しておきます。

  • カラーサンプルだけでなく、実物や建物全体写真でも確認するようにする
  • 塗装の場合、目立たない屋根の一部分に試し塗りする
  • 屋根の専門家に見た目の違いなどのアドバイスをもらう
  • リフォームなので新築とは違うことをあらかじめ理解しておく

 

【屋根修理の失敗例】③近隣トラブル

屋根修理工事は、近隣の方のストレスとなってしまうこともあるので、近隣トラブルにならないように配慮のできる業者を選ぶようにしましょう。

最悪のケースでは近隣トラブルによって、屋根修理工事がストップしてしまうこともあります。

近隣トラブルの原因の例と対策を紹介します。

  • 工事期間の未告知 → 近隣の挨拶回り
  • 足場設置の不許可 → 事前に許可申請
  • ゴミの不始末 → ゴミ処理と清掃の徹底
  • 工事中の騒音やホコリ → 防音ネット・飛散防止ネット
  • 塗料の飛散 → 塗料防止ネット
  • 工事車両の通行妨害 → 工事車両の駐車場の確保

とくに隣地へ足場がかかる場合、足場設置の許可をもらえないと足場組付けの途中でストップしてしまい工事が宙ぶらりんとなってしまいますので注意しましょう。

 

【屋根修理の失敗例】④カバー工法

提案されることが多いカバー工法は適切な判断を行わなければ、屋根修理で失敗してしまう可能性があります。

既存の屋根材をはがす費用が浮く(先送りする)ため、屋根葺き替えに比べて安価となります。

屋根の塗装に比べて、次回メンテナンス時期が延びるのでメンテナンス費がお得になります。

しかし、既存屋根の状態をしっかり診断して適した屋根だけしかカバー工法はオススメできません。

カバー工法の失敗例を紹介します。

  • 雨漏りしている屋根でのカバー工法 → 雨漏りの直らないリスクが高い
  • 野地板(屋根の下地)が傷んだ状態でのカバー工法 → 屋根材の飛散するリスクが高い
  • 風が強いエリアでのカバー工法 → 屋根材の飛散するリスクがある
  • 低勾配でのカバー工法 → 雨漏りのリスクが高い

弊社はスレート屋根のカバー工法自体を推奨していません。

理由は大きく2つあります。

  1. アスベスト入り屋根材の処分費は年々高騰しており、また、国の規制も厳しくなる一方ですので、負の遺産を先送りしないため。
  2. カバー工法した次のメンテナンス方法がなく、結局、2重の屋根材を分別してはがすため処理費用は2倍以上となり割高となるため。

屋根工事業者はカバー工法の方が工事中の雨漏りリスクもなく、利益率も高いのでカバー工法をすすめる傾向が高いとご承知おきください。

 

【屋根修理の失敗例】⑤雨漏りの再発

屋根修理をしたのに、雨漏りが再発するケースがあります。

よくお聞きする雨漏りが再発したという屋根修理の事例をご紹介します。

  • 目視の勘だけで雨漏り修理をした
  • 塗装すれば直ると言われて屋根塗装をした
  • カバーすれば直ると言われてカバー工法をした
  • 雨漏りの原因を特定できないまま屋根修理をした

雨漏りの再発を防ぐには、雨漏りの原因をしっかりと調査できる屋根修理業者を選ぶべきです。

どんな雨漏り調査が必要なのか詳しくはこちらの記事をご覧ください。

雨漏り調査ってなにをするの?費用は?5つの方法をプロが徹底解説!

 

屋根修理で失敗したくない人は相見積もりが大切

屋根修理では、見積もりを複数の業者に依頼すること(相見積もり)が重要です。

屋根修理で多くの場合、業者によって不具合の原因、屋根の状態の見解、修理内容の提案が異なります。

お客様から「業者によって説明が全く違うので、何を信用していいのかわからない。」とお話しを伺います。

それでも相見積もりをオススメする目的は2つあります。

  1. 見積もりが相場内であることを確認できる。(最安値の業者を探がすことではない。)
  2. お客様が納得できる修理方法・修理業者を選ぶことができる。

相見積もりを依頼して複数を業者の意見を聞くことで、客観的に屋根を評価できたり、説明を受けるうちに屋根修理の知識が増えたりするメリットもありますので相見積りを取りましょう。

屋根修理で失敗しないためには、屋根修理の相場を把握しておくことも重要ですので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

屋根修理の費用相場は?具体的な金額や工期についても解説します!

 

トラブルになったときは第三者機関に相談しよう

屋根修理で失敗してしまったときやトラブルになったときは、1人で悩まず第三者期間に相談するべきです。

屋根リフォームのトラブルを相談するには、国土交通省指定の窓口である「住まいダイヤル」がオススメです。

(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター

住まいダイヤルの電話番号(0570ー016-100)

(スマホからの掛け放題を利用の方はこちらの電話番号(03-3556-5147))

また、屋根に関しての技術的・専門的な相談は、弊社(神清/カミセイ)がいつでも受付していますのでご連絡ください。

お問い合わせはこちら

 

屋根修理は実績があって信頼できる業者に依頼しよう

屋根修理は飛び込み営業の訪問業者などに依頼せず、実績があって信頼できる業者に依頼することをオススメします。

業者選びに関するいくつかのチェックポイントをご紹介します。

  • ホームページを公開している
  • 社歴が長い
  • 工事内容・実績が確認できる
  • 地元密着型の活動をしている
  • 社長の活動を公開している
  • 社員の顔が見える

屋根修理業者の選び方について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

どんな屋根修理業者に頼めば良いの?優良業者の5つの特徴を解説!

 

【まとめ】失敗しないために勉強することも重要です

屋根修理の代表的な5つの失敗例を紹介しました。

  1. 訪問業者との契約
  2. イメージの相違
  3. 近隣トラブル
  4. カバー工法
  5. 雨漏りの再発

契約前から修理後まで、多岐にわたり失敗するリスクがあります。

屋根修理では、見積もりを複数の業者に依頼すること(相見積もり)が重要です。

相見積もりを依頼して複数を業者の意見を聞くことで、客観的に屋根を評価できたり、説明を受けるうちに屋根修理の知識が増えたりして勉強することができます。

業者選びにおいてもwebなどで下調べしておくことが必要です。

くれぐれも訪問業者に引っかからないようにしましょう。

 

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