工事の概要
モルタル外壁からの雨漏り⇒ 解体して原因を解明・改修
工期:10日間
築年数:約10年
モルタル外壁からの雨漏り 部分解体して原因を解明して復旧
サッシ上のビスから雨漏りしているが、なかなか直らないと相談をいただきました。
その上部はモルタル外壁と屋根の壁止まりとなっていました。
散水するとビスからの漏水が確認されたので、モルタル外壁を解体して原因を解明しました。
モルタル外壁はラス網を留めるステイプルがたくさん打ってあります。
外壁の捨て板金や捨て防水を貫通してしまいます。
サッシ上には、屋根の壁止まりが位置していて、そこに散水するとビスからの漏水を確認しました。
壁止まりの板金を大きい板金にして、モルタル内へ雨水が入らないように改修しました。
モルタル外壁を復旧・塗装して完成です。
簡単にご紹介します。
工事のビフォー・アフター
工事前
サッシ上のビスからの雨漏りが直らないとのことでした。
大雨が降るとビスから漏れ出すようです。
工事中
サッシ上のモルタル外壁を解体しました。
壁止まり部分には、捨て板金や捨て防水シートが入っており、明らかな不具合は発見できませんでした。
モルタル外壁の中に入っているラス網を留め付けたステープルのあな後がたくさんありました。
屋根の壁際の捨て水切りの下方にラスやステープルのサビ痕が確認できました。
雨漏りとしては捨て水切りからオーバーフローして、ステープルのあなから浸入する経路でした。
そこで、捨て水切りの雨水を完全に受け止めることができるように壁止まりの部分に大きな板金を入れて、オーバーフローしないように改修しました。
その後、ラス網を入れてモルタル外壁を復旧しました。
後は、軒樋を直し、塗装して完成です。
工事後
工事のビフォーアフターです。
◎ビフォー
◎アフター
モルタル外壁は部分改修することは可能です。
モルタル外壁からの雨漏りの原因は多数ありますので、雨漏り調査して、改修方法を検討することが重要です。
今回の建物は直貼りではない通気工法となっていたので、部分改修を行いましたが、直貼りで雨漏りが直らない場合は、カバー工法や張替えなどに大掛かりな改修が必要な場合もあります。
雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせくださいね。
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