工事の概要
外壁サイディングからの雨漏り⇒ 金属サイディングカバーして補修
工期:10日間
築年数:約12年
外壁サイディングからの雨漏り 金属サイディングカバーで補修
外壁から雨漏りしていると思うが、なかなか直らないと相談をいただきました。
お伺いしてみると、バルコニーの手すり壁と外壁との取合部から雨漏りしていました。
サイディングの一部をはがして、外壁の防水シートを確認してみたら、バルコニーのシート防水と外壁の防水シートの位置関係が逆になっていました。
外壁防水シートの表面を流れた雨水は、バルコニー床面のシート防水の室内側へ流れ込む状態でした。
そのため、外壁サイディングの表面を防水ラインとして捉え、その上に金属サイディングをカバー工法で設置しました。
外壁サイディングを張替えするよりも費用は安価となります。
外壁の一面を補修する場合は、金属サイディングのカバー工法も可能です。
ただし、部分的な外壁の補修には向きません。
簡単にご紹介します。
工事のビフォー・アフター
工事前
バルコニーの手すり壁と外壁サイディングの取合部付近から雨漏りしていました。
取合部をシーリングしたり、防水テープで応急処置しましたが、雨漏りは止まりませんでした。
外壁サイディングを一部撤去して、外壁の防水シートの状態を確認したら、シート防水との位置関係が間違っていました。
工事中
足場を建物全体に設置します。
外壁サイディングの目地をシーリングで完全に埋めました。
このサイディングを防水ラインとして、この上に胴縁を設置します。
縦張りの金属サイディングのため、横胴縁を設置しました。
手すり壁の上には、幅広の笠木を設置します。
窓まわりには、雨水が浸入しないように水切りを設置します。
工事後
工事のビフォーアフターです。
◎ビフォー
◎アフター
外壁からの雨漏りが直らない場合は、サイディングの中にある防水シートに不具合があります。
外壁を撤去して、防水シートを貼り直すことが王道ですが、建物の構造が入り組んでいる場合や補修費用を抑えたい場合は、金属サイディングのカバー工法もご検討ください。
雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせくださいね。
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