こんにちは〜。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日は、愛知県陶器瓦工業組合の技術委員会に出席しました。
少し前までは、地場産業の組合なので、何となく無難な話し合いという感じでした。
しかし、瓦業界を取り巻く環境は大きく変化してきています。
そのため、ここ数回は技術委員会の議論も白熱するようになって来ました。
1つは、国土技術政策総合研究所(国総研)が主催した建物外皮の共同研究(5年間)の最終成果物をとりまとめる時期となっているためです。
国総研から発表されるため、影響力があります。
瓦屋根に関しても、正しい情報を一般の方々に伝えるチャンスなので、どのような内容にするのか?議論が白熱しました。
もう1つは、先日、発生した熊本大地震を受けて、今後発生する大地震に対して、瓦屋根の被害を減少させるための対策についてです。
阪神大震災以降、長期に渡る難解なテーマですが、逃げずにやろうという雰囲気です。
①瓦屋根が重いために、家に被害が発生したという誤報を払拭する対策をどのようにするか?
②地震により、旧工法の瓦屋根の棟が崩れる被害が発生するため、どのような対策を行えばいいのか?
③安全・安心な標準工法の施工ミスを無くすための啓蒙活動をどうすればいいのか?
などに対してそれぞれの考え方を討論しながら、進めています。
先延ばしせずにやれることはすぐに実行し、準備のいるものは計画を立てています。
そんな会議に出てくるお茶のコースターがかわいいです。
いぶし瓦のコースターです。
コップの結露水もちゃんと吸ってくれました。
旧工法の棟をメンテナンスしてもらえるように、少しでも情報発信を続けようと思ってま〜す‼︎ o(^▽^)o
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