工事の概要
新築屋根工事 防災平板瓦をガイドライン工法で施工
工期:4日間
築年数:新築
新築屋根は、防災平板瓦(ガイドライン工法)で安全・安心です!
防災平板瓦(ガイドライン工法)で施工した新築屋根をご紹介します!
防災平板瓦(ガイドライン工法)の耐震性・耐風性が高いことは、様々な試験を通じて確認されています。
昨年・今年の巨大台風でも、被害がないことは確認済みです!
瓦の材質は1100℃以上の高温で焼成したセラミックスです。
お茶碗やお皿と同じで、劣化したり、変色することもありません。
瓦自体は、百年経っても大丈夫です。
施工をガイドライン工法とすることで、瓦屋根全体は災害にも強くなります。
屋根として、ほとんどメンテナンスする部分がないため、30年の屋根コストと考えて、もっともコストパフォーマンスが高い屋根材と言えます。
住宅を2世代・60年と考えれば、とてもお得になります。
簡単に、施工の様子をご紹介します!
新築屋根(防災平板瓦・ガイドライン工法)の施工の様子。
①屋根下地を設置
屋根・野地板の上に下地を設置します。
防水シート(改質アスファルトルーフィング)、水抜きテープ、瓦桟木(さんぎ)を設置します。
瓦桟木は瓦を引掛けて、留めるための木です。
軒先(屋根の先端)
軒先(屋根の先端)は、強風雨時に、瓦同士の隙間から入った水が溜まることなく、排水するような傾斜となっています。
棟部(屋根の頂部)
棟部(屋根の頂部)には、小屋裏換気をするためのアンダーコンポ換気棟と棟の冠瓦の耐震・耐風性を高める棟補強金物を設置しています。
ケラバ部(屋根の端)
ケラバ部(屋根の端)には、ケラバ捨て水切りを設置します。
強風雨で浸入した雨水が防水シートの上に拡がらないように、水切りを準備して、素早く排水します!
②防災平板瓦を設置
防災平板瓦を軒先(屋根の先端)から葺いていきます。
軒先水切り
このとき、軒先には、軒先水切りを鼻桟木から出るように設置しておきます。
軒先水切りにより、瓦の隙間から入った水は、防水シートを流れ、軒先水切りを通って、雨どいへ排水されます。
くぎ留め
防災平板瓦は、瓦桟木に引掛けて、全数くぎ留めします。
防災平板瓦には、くぎ穴は2つありますが、1本くぎ留めすれば、台風でも飛散しないだけの強度があります。
2本くぎ穴が開いているのは、軒先だけ2本くぎを打つ必要があるからです。
隅棟(斜めになった屋根の頂部)
隅棟(斜めになった屋根の頂部)は瓦をカットします。
カットしてくぎ穴がなくなった瓦は、新たにくぎ穴を開けて、留め付けます。
カットした瓦も留め付けることで、耐震性能が向上します!
③周辺の瓦を設置
ケラバ瓦
ケラバ瓦はパッキン付きビスで3か所留めします。
どんな強風でも飛散しません。
下屋根(1階の屋根)
下屋根と壁の取り合い部は雨漏りしやすい場所です。
土居のし2段となんばんしっくいを使用して、雨漏りを防ぎます。
この上から、雨押え板金を覆えば、大丈夫です。
窓の防水紙は屋根の防水シートの上に出しておくことが肝心です。
棟の冠瓦(かんむりかわら)
棟補強金物にたるきを設置して、なんばんしっくいで瓦との隙間を埋めます。
たるきに冠瓦を設置して、パッキン付きビスで留め付けます。
耐震・耐風性能が向上して、安全・安心の屋根の完成です。
④防災平板瓦・ガイドライン工法屋根の完成
防災平板瓦・ガイドライン工法屋根の完成です。
平板瓦は直線的なデザインとなりますので、いろいろな外壁にも合います。
これから、何十年も家を守ることができる屋根の完成です!
ポイントまとめ
・防災平板瓦(ガイドライン工法)は耐震・耐風・耐久性の3Tです!
・コスパも高く、メンテナンス費を掛けたくない方にもおススメです!
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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