工事の概要
天井からの雨漏り⇒ 雨樋の交換修理で雨漏りを直しました
工期:5日間
築年数:約70年
天井からの雨漏り 雨樋の交換修理で補修完了
「天井から雨漏りしている」とご相談をいただきました。
お伺いしてみると大きな木があり、その下の瓦屋根や軒樋に落ち葉が堆積していました。
軒樋が変形しており、その下の瓦屋根から浸入して天井へ雨漏りしていました。
瓦屋根の補修とともに雨樋の交換修理を行いました。
手入れができないとのことで、大きな木も伐採してもらいました。
大きな木から落ち葉が雨樋に堆積して詰まり、雨樋に常に水が溜まることで経年劣化で変形し、大雨でオーバーフローすることで瓦屋根の中に浸入して、雨漏りとなっていました。
毎年の庭木の手入れができない場合は、屋根より高くなる樹木は伐採することで屋根や雨樋のメンテナンスの軽減になります。
また、雨樋が破損すると建物の雨漏りリスクが高くなりますので、早めに修理することでトータルのメンテナンス費用を抑えることにつながります。
簡単にご紹介します。
工事のビフォー・アフター
雨漏り箇所
古い建物のため、瓦屋根の野地板が表しとなっており、雨染みが確認できました。
工事前の雨漏り原因箇所
外の真上を確認しました。
⇒に部分の軒樋が大きく変形していました。
そこからオーバーフローした雨水が下屋根の瓦の隙間から浸入して、雨漏りしており、位置関係も合っていました。
奥に見える瓦屋根の谷部にもブルーシートがかかっており、ここにも落ち葉が堆積していて雨漏りが発生していました。
その他にも雨樋の破損が多数ありました。
谷部の雨漏り箇所では軒樋が外れていました。
ここまで樹木を放置することはやめておきましょう。
軒樋のジョイント部が外れていました。
集水桝が破損し、呼び樋も破損しており、ここからも屋根面に降った雨水が集まって流れ落ちるので雨漏りの原因となります。
経年劣化している雨樋は交換して補修しました。
工事後の雨樋
◎雨漏り原因箇所のアフター
大きな樹木を伐採し、すっきりとしています。
変形している雨樋も交換し、瓦屋根の雨漏り箇所も直したので、ブルーシートを撤去しました。
外れていた軒樋も新規で設置し、新たに縦樋も追加して、雨水を分散して排水できるように改善しました。
集水桝だけではなく、錆びていた樋吊り金具から軒樋まで交換し、屋根がスッキリして見えます。
古い建物の場合、いろいろな所を修繕したくなりますが、その分費用もかかってしまいます。
雨漏りしている場合は、まずは雨漏りを止めるための修繕に注力して、建物の劣化を食い止めることをオススメします。
瓦屋根の場合、部分修理可能ですのでご相談ください。
また、雨樋も雨漏りの原因である場合がありますので、雨樋修理してください。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせくださいね。
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