2017 総合防災訓練 一次訓練

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南海トラフを震源とする震度6強の巨大地震が
発生・・・

9月3日日曜日 7:30に南海トラフを震源とした巨大地震が発生し
高浜市を震度6強の揺れが襲ってきた想定で総合防災訓練がスタートしました。

7:30 市内のサイレンが一斉に吹鳴し、防災用スピーカー・防災ラジオから
地震発生のアナウンスが鳴り響きました。

まずはじめに自分の身の安全を確保し揺れが収まったら次の行動に
移ります。自宅の電気のブレーカーをOFFにします。
これは停電が解消され通電された時に家電製品がショートして火災を引き起こす事を防止するための処置です。

ガスは元栓が揺れを感知して自動的にとまるので、昔のように揺れたら火を消す
ことよりもまず身の安全を確保するのが現在では最善の方法です。

町内会の避難所拠点に避難を始める前にタオル掛けを
行います。高浜市内では、大きな地震が発生した場合に
玄関先にタオルを掛けることを推奨しています。
タオルが掛かっているお宅は自分達で安全を確保できている
目印になります。タオルが掛かっていなければ、要救助者がいるかも
しれないとの目印になります。

そこで各班長さんはタオルの掛かっているお宅が
何件あるのかを確認して丁目の避難拠点に移動します。
そこで、理事さんにタオルの件数や避難してくるまでに
確認したことを理事に報告します。
その後、町内会避難所拠点に移動をかいしします。

二池町町内会の避難所拠点は「二池会館」になります。
ここで、各丁目から非難されてきた方々の人数確認と
タオル掛けの状況を把握します。

今回し防災訓練ですので、ここで一次訓練を行いました。

一次訓練開始です。

今回の防災訓練一次訓練では、
3つの事を行いました。
1.発電機の取り扱い
2.チェーンソーの取り扱い
3.防災倉庫の備品確認

1.発電機の取り扱い
巨大地震に襲われた場合には
ライフラインが長期間に渡ってストップします。
明り等を確保するために発電機を使います。


女性の方は発電機など触ったことも無い方が多いと思いますが、
積極的に触ってもらいます。大型の発電機はキーを回すだけで
いいものもありますが、今回はセルを人力で回して発電するタイプを
使用して訓練しました。何回も紐を引っ張りセルを回してエンジンをかけて
発電をさせました。指導者は消防団経験者の班長さんにお願いをしました。

2.チェーンソーの取り扱い
古い木造住宅が倒壊して住民が閉じ込められた場合には
柱や木材を撤去しながらの救助になります。そこで沢山の柱をノコギリを使っていては
大変な救助になります。そこでエンジン式のチェーンソーを使用して救助する場合を
想定してのチェーンソーの取り扱い訓練です。木の枝を用意したので、全員で
切る事を経験して頂きました。

3.防災倉庫の備品確認
二池会館には防災倉庫も併設されているので、
防災倉庫に入っている備品を確認してイザの時に使ってもらえる
ようにチェックを行いました。


このようなレスキューセットが3セット程あります。
また、炊き出し用のハソリも準備してあります。

これらの訓練と同時に、中学生ボランティアの生徒と
班長さんで改めて「タオル掛け」の確認と要救助者が居ないかを
徒歩で確認してもらいました。

大地震の場合は自分の身は自分達で
最低72時間は守れ!!

 

今回の訓練には碧南警察署警備課より課長さんをはじめ
署員が参加してくださいました。

警備課長さんの挨拶で一番最初に言われた言葉は
「72時間は自分達の身は自分達で守ってください」です。

碧南警察署署員は約200名です。
その200名で碧南市民・高浜市民を守ることはできません。
また、消防署もそうです。高浜消防署も消防車は3台・救急車は1台しか
有りません。全てに対応は出来ません。市役所職員も市外からの通勤者も
いるので当てには出来ません。

全国から救助チームが来てくれるのは、早くて72時間後・そう三日後になります。
今では一週間は来れないのではと言われています。

そうでしょう、南海トラフを震源として三連動地震が発生した場合には、
九州~首都圏まで被害が予想されています・・・。

ですから、自助・互助・共助の時代なのです。

備えあれば憂いなしです。

では一次訓練はこのあたりで・・・。

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