ペレットストーブってなんだ~?初心者がわかりやすく語る!
こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
エアコンでの生活に慣れている私は、最初、ペレットストーブって何?と思いながら、眺めていました。
ストーブというと昔の石油ストーブのイメージを持っていたので、「デザインはかっこいいな~」が私の最初の印象でした。
ペレットストーブとは?
燃料となるペレットを燃やして、暖をとることができるストーブ。
ペレットのオレンジ色の炎を見ることができ、ストーブって感じ。
ところで、ペレットって何?
はじめに、ペレット(正式には木質ペレット)はこんな感じ。
間伐材(未利用な木材)を粉砕し、粉状にしたあと乾燥・圧縮して円柱状に固めたもの。
つまり、100%天然の木であり、接着剤などの化学製品・添加物等を一切使用していない安心なもの。
特に、杉・桧の木部のみを原料としたホワイトペレット(白っぽいペレット)は家庭用ペレットストーブに最適。(燃えカスとなる灰が少なくなる)
なぜ?今、ペレットストーブなの?
ペレットは再生可能エネルギーだから。
木質ペレットの原料は森林の育てる間に発生する間伐材や木材製品を造る間に発生する木くずなので、尽きることがなく再生可能な資源。
CO2を削減するから。
ペレットを燃やした際に排出されるCO2は、もともと、木が生長の中で大気中から吸収・固定したものなので、最終的には大気中のCO2を増加しない(カーボンニュートラル)という考え方。
日本の森林資源を有効に使えるし、外国に「石油代」を払わなくて済む。
さらに、石油・ガスなどの化石燃料の代わりと考えるとCO2削減にもなる。
つまり、地球にやさしく・エコだからペレットストーブなのだ。
なんとなく、ペレットストーブがわかったので、もう少し調べてみた。
燃料費は?
ペレット代は約60~80円/kg
0.8~1kg/時間使用するので、約70円/時間。
大体、石油ファンヒーターと同じぐらいなので、高くはないかな。
どこでも設置可能?
ペレットストーブを設置するには、少し工事を伴う。
排気を室外に出すため排気筒の工事が必要で、通常は壁面に15cm程度の穴を開けて、配管する。
こんな感じなので、どうしても壁際が設置場所となる。
排気は室外となるので、室内に煙、臭いなどはない。
暖炉のような煙突も必要ない。
ストーブって、熱いの?
ペレットストーブの前面から熱が伝わる構造のようだ。
ストーブの上面・側面・背面・下面は触っても大丈夫。
薪ストーブのような防火工事は不要。
室内の結露は?
石油ファンヒーターなどを使用するとガラス窓の結露がすごかった記憶がある。
石油・ガスなどの化石燃料(-Hがあるので)は燃焼するときに、空気中に水分を発生させるが、木質ペレットは100%木が原料なので、燃焼しても水分が発生しない。
結露しにくい暖房機器と言える。
いろいろ気になるところをチェックしても問題なさそう!
ショールームのペレットストーブを点火
まず、燃料であるペレット投入。
ストーブの上面にあるペレット投入口を開いて、スコップでペレットを投入。
続いて、その投入口を閉じると、エアコンと同じようなスイッチパネルがある。
運転入りをポッチと押すだけ。
すると、ストーブが自動で燃焼部分にペレットを放出してくる。
ちょっと待つと自動で着火。
外気が燃焼部分に送り込まれる。
着火直後は、炎が勢いよく立ち上がる。
この炎がたまらなく魅力的!
やがて、落ち着いてくるとこんな感じ。
後は、自動で約10秒ごとにペレットが投入される。
ペレットが投入されるとその直後、火の粉が舞う。
この火の粉が見えるのも楽しくなる。
あと、もう一つの特徴が床側の開口部から温風も出てくる。
⇒の開口部から温風が出てきて、足元が温かい。
炎が見える前面の黒い部分は温度が高くなっているので、遠赤外線の輻射熱によっても熱が伝わってくるので、薪ストーブのような暖かさも味わえる。
ショールームのペレットストーブを消火
消火も簡単、運転切をポッチッとするだけ。
後は自動で消火。
排気機能も十分長時間動いているので安心。
次の点火前に灰の掃除だけ。
1分程度の簡単な掃き掃除。
燃焼分の灰を片付けておしまい。
灰の量も少ないので、植木などに撒いてOK。
まとめ:楽しめるペレットストーブ
ペレットストーブをいろいろ調べてみると良さがわかってきました。
エアコンでは味わえない楽しめるストーブです。
薪ストーブですと、燃料である薪の手配から大変ですが、ペレットは10kg袋に入って売っているので、扱いが楽です。
それなのに、良質な暖を得ることができるペレットストーブはこれからブームになる気がしています。
弊社ショールームに展示していますので、ご興味がありましたら良質の暖を体感してくださいね~!
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