保水材(タイル)を使って、蒸発性能を簡易に調べました。
瓦を粉砕した粉を原料に保水材を作りました。
体積比で40%以上の保水力があります。
そこで、室内で水をかけた状態で、置いておくと室内の過乾燥を軽減できるか?? と実験を行いました。
ベージュ色した四角形のものが保水材です。水を含むと色が濃くなり、見た目もかわいいです。
実験を説明します。
?50mlの水が入った水受けの中に保水材を入れます。
?比較するために、50mlの水だけ入った水受けも用意します。
?密閉できるケースの中に、保水材と温度・湿度測定を入れます。密閉ケース内の温度・湿度が測定できます。
?比較のために、となりに水だけのものも置き、同条件で測定します。
(左が保水材、右が水だけ)
その測定結果をグラフにしました。
はじめは、保水材・水が入っていない状態でケース内の温度・湿度を測定しました。両ケースないの温度(15℃)・湿度(40%)は同じでした。
保水材を入れるとケースの湿度は上昇して、相対湿度80%まで上がりました。一方、水だけの場合は、60%程度でした。
つまり、保水材があると、表面積が大きくなり、また、保水材の特性で、湿度80%になるように蒸発しやすいために、水だけよりも高湿になります。
冬に暖房などで、過乾燥になりやすい場合、インテリアの小物として置き、水をかける
と室内の乾燥を和らげる効果が期待できます。
奥様のお肌やお子様の乾燥肌のケアに役立つ便利グッズかなと思います。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。