J形引き上げ試験を行っています
現在、愛知県陶器瓦工業組合では全日本瓦工事業連盟さん
全国陶器瓦工業組合との連携で愛知県常滑窯業試験場
三河窯業試験場にて粘土瓦の引き上げ試験を
行っています。
JASS12・日本建築学会の「建築工事標準仕様書・
同解説 屋根工事」が16年振りに改訂されることに
伴い、我々、粘土瓦業界も標準施工のガイドライン工法の
修正を行う必要が出てきたので、それに伴っての
各種・粘土瓦の施工試験を行ってます。
今回はJ形瓦の引上げ試験を行ってます。
自分も当番で窯業試験場でお手伝いです。
引上げ試験機の架台に瓦を施工して行います
施工した瓦の真ん中に穴を空けて
それを滑車で吊るされたワイヤーで引上げます。
その時に引上げられて瓦通しで口が空いたり
持ち上がった時の数値で釘やビスの引き抜き強度の
数値が測定されるので、台風圧に対する強度が
測定されそれらの数値によって決められた
風圧に対しての標準施工方法を決めていきます。
S形やF形も試験します
釘やビスの耐力が強い場合は瓦が割れて
しまう場合もあります。最近日本列島に上陸する
台風は風速が強く過去の経験値では想定できない
「想定外」の強い風が吹きます。
地球温暖化が原因かも知れませんが、
台風や地震に耐えれる工法の確立のために
粘土瓦業界一丸となって取り組んでいます。
よろしくお願いします。
神清からのお願い
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