こんにちは〜。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日は名古屋工業大学公開講座「地盤工学からみたわかりやすい防災の話〜甚大化する地震・液状化・豪雨・洪水〜」を受講しました。
土木・地盤は全く素人なので、初めて聞く話が多く勉強になりました。
①地震と洪水は地盤工学 から見ると被害の発生しやすい場所は同じ。
名古屋の西・南は被害予測が大きいそうです。
日本全体で海水面に近い大都市の面積は国土の10%、一方、その資産価値は80%とのこと。
②堤防の欠壊は堤防の下の土の透水・浸透によって水が透水することでも発生する。
海の波によって、海底も動く。
③宅地は切土は安全だが、盛土は地盤がゆるく、透水により、リスクが高い。
④粘土は豪雨には抵抗力があるが、しとしと雨は通す。
古墳の外側は粘土、内側は砂。
この構造で、長期に渡って雨水浸入を防いでいる。
⑤茅葺き屋根も同じ構造。
外は密で、内は荒い構造である。
⑥ゲリラ豪雨では、表面から浸入しても途中から砂の中の空気が邪魔となって浸入できなくなる。
表層の地滑りにつながる。
⑦液状化防止するには、土壌の粒子の摩擦が強く、排水しやすいものがいい。
⑧瓦の破砕物が適している。
液状化により若干、家が傾いてもジャッキアップで戻すことができる。
安価な対策が求められる。
実際の摸型により、液状化の実験を見せていただいた。
左の瓦破砕物は実験でも、ほとんど液状化が発生していない。
右側の砂は液状化して、摸型の家が傾いていた。
多くの方が参加されていて、感心の高いテーマですね〜‼︎ o(^▽^)o
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