こんにちは〜。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日は古民家再生の勉強会に参加しました。
大変興味深く壮大なお話でした。
冒頭、ホワイトボードに数字が書かれました。
1980年に94万人、2010年に40万人、2020年に21万人って誰の数かわかりますか?って⁇
答えは、大工さんの人数だそうです。
このまま、大工さんが減り続けると木造のリフォームや増改築、伝統構法をできる大工さんがいなくなってしまいます。
そこで、大工さんを育てるプロジェクトを行うそうです。
なかなか話が大きく、消化できていないのですが、夢のあるものでした。
大変、分厚い教科書もあり、座学も充実していました。
みんな、まじめに議論していました。
幾つかおもしろい話がありました。
●国産材の木材を使用しないことが花粉症の一因でである。
●お金持ちは高価であっても高級車をのる。
➡︎住宅においてもお金持ちはいいものを知っていれば、高くても購入する。
➡︎消費者に伝わっていないから価格競争になっている。
➡︎徹底的に価値を教えることが重要である。
●市場を創る。時間をかけてでも。
●「食育」ならぬ「住教育」が必要である。
住宅の維持保全などの基本を学ぶ。
などのことが強く印象に残りました。
今後も勉強して行きたいと思いま〜す。
最後に、協会が発行している雑誌の表紙です。
「Japatra」後世に伝えたい日本の伝統 という雑誌です。
この写真は、打刷毛と呼ばれるもので、掛け軸などの和紙の糊付けで、使用されるそうです。
残さないといけないものを考えることはむずかしいですが、それを実行しているのに感銘を受けました! o(^▽^)o
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