こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日は以前提出した屋根関係の文章について、修正依頼があった部分を検討していました。
この文章は建築関係の方以外に、一般の人が読むことも考慮するようにと修正が入りました。
これがなかなか刺激的でした。
例えば、けらばからの浸水という部分では、「けらば」に解説をしてくださいというものでした。
「けらば」は屋根のあの部分と図で示すことは簡単です。
しかし、解説となると頭をひねりました。
「けらば」を文章にすると、<切妻屋根の妻側の端部>になります。
すると、「切妻屋根」とは?<大棟から両側に葺きおろす形式の屋根>になります。
すると、「大棟」とは?<屋根の頂部の水平な棟>になります。
さらに、「妻側」とは?<建物の短手方向、建物の両端の短辺側の三角形の壁面>になります。
普段、屋根・建築業界にいるため、普通に建築用語を使って、様々な屋根の現象ついて、ブログを書いていました。
少しでも、屋根の問題を一般の方に知っていただきたいと思って書いていました。
でも、大反省です。
一般の方が屋根について考えるのは、多くても、一生で1、2度あるかないかです。
ほぼ、無縁の世界の内容を専門用語で書かれたら、全く読む気にならないと思います。
だって、???ばかりだから。
この気付きを生かして、今日からは少しでもわかりやすく内容にしたいと思いました!
因みに、写真でけらばを示しますと、
赤丸の部分が「けらば」です。
この屋根の形状を「切妻屋根」と言います。
青丸の部分が「大棟」です。
屋根の一番高い部分(頂部)で、水平になっていますね。
最後に、「妻側」です。
黒丸の部分が三角形の壁となっていますね。
実際の屋根における「けらば」はこの部分です。
最近、よく問題になっているのが、このような平らな屋根材の「けらば」に雨が入ってしまい、屋根の木の部分が腐るという内容です。
このようになるべく専門用語を少なくしてブロブを書くように心がけま~す!
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創業1868年(慶応4年)三州瓦製造・販売・工事
住宅調査・雨漏り調査 (株)神清(かみせい)
神谷 昭範(かみやあきのり)です
【趣味】旅行、野球観戦、自転車、スイーツ食べ
【資格】二級建築施工管理技士
(JSHI)(住管協)ホームインスペクター
住宅メンテナンス診断士
赤外線建物診断技能師/気密測定技能者
石綿作業主任者
(株)神清ホームページ:http://www.kamisei.co.jp
雨漏りホームドクター:http://www.kamisei.co.jp/amamori/
フリーダイヤル:0120-951-890
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