9月2日に高浜市総合防災訓練が開催されます
平成30年9月2日日曜日 7:30~
高浜市総合防災訓練が開催されます。
高浜市の総合防災訓練は他市のように
全員が一つの会場に集まり行う防災訓練ではなく
小学校区単位にある「まちづくり協議会」を形成
する町内会単位で行います。
昔は全体で一つの訓練を行っていましたが、
高浜市ではかなり前から小学校区単位になりました。
このような小単位での防災訓練ですと
地域地域の問題点や特色が出て実際の災害時に
役に立つ防災訓練ができます。
例えば、津波の来ない市内の小学校区であれば
津波の訓練は必要ありません。
津波がきそうな学区であれば津波に特化した訓練を行う
ことができます。
訓練は「南海トラフ地震が発生した」との想定です
訓練想定は7:30に南海トラフを震源地としたM9の巨大地震が発生し
高浜市内でも震度6強~7の地震を観測し、大津波警報が発令されたとの
設定で、自分の命を守る。そして、自分が守れたら、他人を助けるために
どうするか?自助・互助(共助)を考えて実行する訓練です。
・タオル掛けでの安否確認。
・町内会拠点への避難(大津波警報のため)。
・津波による危険が去ったら、避難所へ移動。
今年の訓練は避難所を自分達で開設する!!が
メインになります。
避難所(南中学校体育館)へ移動して
体育館の応急危険度判定士により建物の危険度を
判定してもらい、体育館の安全が確保されれば
避難所として使います。
高浜市の防災倉庫より、避難所開設キッドを
自分達で運び、受付の設営・受付・人数把握の訓練。
体育館の入り口を土足厳禁にしたり、体育館内を
避難スペースと通路と分けたり、女性更衣室や授乳室を
作ったりと考えながら行動することになります。
イメージとしては下記の写真のようになります。
町内会班長さんに趣旨を説明させて
もらいました
当日参加していただける班長さんに
説明をさせていただきました。
南海トラフ沿いの「南海・東南海・東海地震域」の
現在の状況を説明させてもらいました。
南海地震は空白の期間が72年あります。
東南海地震の空白期間は74年。
東海地震に至っては160年の空白の期間があります。
あくまでも過去からの情報から推察すると
今後30年の間に地震の発生する確率は80%と言われています。
今そこにある危機なのです。
高浜市内の震度は6強から7が予測されています。
下記の図をご覧ください。
黄色とオレンジ色で市内全域がうめつくされています。
本当にヤバいと思います。
災害の傾向では、
4mの津波が襲ってきたら、市内では4カ所ほど
1mほどの浸水箇所が推定されます。
こんな災害が発生したときに、いかに市内の
指定避難所(港小学区の)に避難しどのように
考えて行動する事を体験する防災訓練になっています。
最後に忘れてならないのは・・・
三連動の巨大地震が発生した場合には
九州から東京までの太平洋側に面した町は
津波での被害で壊滅的な被害が発生して
高浜市のような小さな「まち」には
市役所・消防・警察・自衛隊の救助は直ぐに入りません。
なんとしても救助隊や食料などの物資が届くまでは
自分達で生き抜かなければなりません。
食料は最低10日分。水は一人一日3ℓを10日分。
を備えなければなりません。
本当に自分の身は自分で守り、他人とつながっていく
必要がありますね。
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