バルコニー周辺からの雨漏り 雨漏り調査で浸入場所を特定【愛知県豊橋市】

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

雨漏りで困っている人。

バルコニーが気になっている人。

この記事で伝えたいこと

バルコニー下の部屋の天井からの雨漏りが発生していました。

築15年を超えてからの雨漏りは浸入口となりそうな所が多く、特定が難しいです。

そんなときは、雨漏り調査をしっかり行う業者に修理を依頼しましょう。

この記事では、バルコニー下・天井からの雨漏りに対する雨漏り調査をご紹介します。

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調査の概要

築20年のバルコニーからの雨漏り調査

工期:1日間

築年数:築20年

 

バルコニー下の天井からの雨漏り 雨漏り調査で浸入場所を特定

築20年のバルコニー周辺の雨漏り調査を行いました。

バルコニー下の天井からの雨漏りが直らないとのことで、ご相談がありました。

お客様は、「強雨風のときに、雨漏りするが原因がわからない」とお話がありました。

お伺いしてみると、天井部分に雨染みが残っていました。

バルコニー周辺はヒビ割れが多くあり、あやしいところだらけでした。

ヒビ割れ部分には、DIYコーキングが施されていました。

見た目だけではわからないので、雨漏り調査して原因を突き止めてから、雨漏り修理する方が間違いないですよ。

 

調査手順

調査前

1階バルコニー下の天井に雨染みがありました。

赤外線サーモグラフィ調査では雨漏りの反応はありませんでした。

バルコニーを見てみると、数カ所に雨漏り補修したコーキング材の痕がありました。

 

雨漏り調査

下から順番に散水調査を行いました。

バルコニー床面にヒビ割れが発生していたので、そこから散水しました。⇒漏水なし

バルコニー内壁と外壁との入隅部にコーキングしてありました。

そのコーキングしてある入隅部に散水をしました。⇒漏水なし

バルコニーの笠木と外壁との取合部にもコーキングしてありました。

その取合部に散水しました。⇒漏水なし

外壁のサイディングに大きなヒビ割れがあり、コーキングしてありました。

ヒビ割れに散水しました。⇒漏水なし

バルコニー内のあやしいところは一通り散水しましたが、漏水しませんでした。

そこで、バルコニーの外側の壁へ散水しました。

縦樋を留めているでんでんの根本に散水しました。

外側の壁のサイディングのつなぎ目に散水しました。

一見、それほど劣化しているように見えない2か所を散水しました。

すると、赤外線サーモグラフィ調査の熱画像では、水分による温度低下を示しました。

目視でも床に漏水が確認されました。

 

目視調査によるヒビ割れをDIYでコーキングしても、雨漏りはなかなか止まりません。

内装が傷む前に、雨漏り調査・修理を依頼して、早く直す方が被害を少なくすることにつながりますよ。

 

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