屋根材の防水性能試験 圧力箱方式

屋根材の防水性能試験 圧力箱方式

屋根材の防水性能試験として、圧力箱方式による防水性能試験方法があります。

あいち産業科学技術総合センター常滑窯業技術センター三河窯業試験場に常設してある試験装置で行います。

三州瓦や棟換気部材や太陽光金具など、多くの屋根部材で試験が行われています。

 

漏水試験6−2

 

写真のような大きな鉄の箱を試験体に被せて試験を行います。ガンダムビグ・ザムのような外観になっています。

漏水試験6−1

圧力箱試験の断面図です。

?試験屋根材を下面に施工します。

?屋根材と試験体の周辺をパテやテープ処理で密閉します。

?箱の上部の散水ノズルから霧状で散水します。

?上部の配管から加圧して、風圧力が試験体に発生した状態とします。

 

条件としては、屋根勾配、散水量、圧力を変化させることができます。

瓦屋根の場合、勾配45/100、4L/?・minの水量(降水量240?/hに相当)を散水し、980Pa(風速40m/sに相当)の圧力を加えて20分間経過後に、瓦の重なり部などからの漏水の有無を確認します。

 

 

正面の観察まどから圧力箱内を観察した様子です。

 

漏水試験1

 

太陽光一体式屋根のスマピタを試験しました。

霧状に散水されていることがわかります。

 

漏水試験2

 

波板金属板であるため、勾配は緩勾配でも大丈夫であるため、2.5寸勾配で行いました。雨量240?/h、風速40m/sという過酷な条件で行いました。

 

漏水試験3

 

赤丸の部分はテープ留めしている部分で、平になっていると水の流れが遅くなっています。

 

漏水試験4

 

一方、波板部分では、水は谷を流れるため、素早く流れています。ビスのある山部には水圧がかからず漏水しない安心な構造になっています。

 

建物の立地状況や瞬間的な気象状況により実際の雨量や風速は明確ではありません。

100?/hの雨量となりますと災害が発生するレベルですので、その2.4倍という現実には発生しないような条件で行います。

気象データでは、このような強雨・強風が同時に発生することはありませんが、試験としては、屋根材の防水性能を確認する試験ですので、さらに風速40m/sの圧力を与えて行います。

 

防水性能試験の他にも、耐風圧試験、耐震棟回転試験などを行い、安心・安全な屋根をご提供しています。   (#⌒∇⌒#)ゞ

 

 

この投稿は役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった 0 人中 0 人がこの 投稿 は役に立ったと言っています。

神清からのお願い

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。

私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。