山折れ屋根(マンサード)の劣化リスク

山折れ屋根(マンサード)では耐久性に関して、いくつかのリスクがあります。

マンサード6

上写真のマンサード部は北側斜線の関係で、狭小地などで見られます。

北側屋根面がこのように山折れの状態で角度が変化しています。

?漏水リスク

(1)マンサード部の野地板の納まりは屋根材によって異なります。

マンサード4

化粧スレートなどは上側の野地板がマンサード部で40?程度飛び出る納まりとなります。

一方、瓦のような瓦下に空気層のある屋根材は野地板は面となります。

(2)化粧スレートなどは野地板に段差が生じるため、このマンサード部分を踏むと下葺き材を踏み破ってしまうと漏水する恐れがあります。(踏み抜き注意!)

マンサード3

青⇒の部分は腰折れ水切(現地調達品)となっていますので、ここの納め方も注意が必要となります。

マンサード1

この上写真では、腰折れ水切の下に胴縁が入っていません。

ここに胴縁を入れるのが現在のマニュアルとなっています。

さらに、水切と上側の下葺き材の間には防水(両面)テープを施工することになっています。

瓦系ではこの水切の入れ方も異なっていますので、ご注意ください。

?換気不良による結露発生・下地劣化リスク

(1)屋根断熱の場合、通気経路がマンサード部分で屈曲するために、屈曲部で通気経路の狭小部分が発生する恐れがあります。

マンサード2

(2)屈曲部では施工時に断熱材の連続性、防湿層の連続性を保つことがむずかしいため注意が必要となります。

特に、北側屋根では、日射があたらない角度(ほぼ壁)の面ができます。

そこが化粧スレート屋根で、屋根断熱の通気不備、断熱不備、防湿不備のどれかが重なってしまうともっとも劣化リスクが高くなります。

北面のマンサード屋根は劣化リスクが高いとご承知ください。

その上で、屋根層・断熱(天井or屋根)層・防湿層・垂木・通気・換気等の構造をリスクが低減するよう、総合的に仕様を検討していただくことをお奨めいたします。   (#⌒∇⌒#)ゞ

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