パイプテント組み立て訓練
ブルーシートでの簡易テント組み立て訓練のほかに
パイプテント組み立て訓練も行いました。
パイプテントはよく学校の行事で建てられている
テントです。
男の方は触ったことがある方は多いと思いますが、
女性の方や改めて組み立てと解体の訓練をしました。
慣れている方に取っては簡単なんですが、
意外に難しいと感じる方もあるかもしれませんが、
何事にも経験や体験ですね。
一番難しい簡易トイレの組み立て訓練です
高浜市では避難所となる小学校・中学校の敷地に
マンホール式の簡易トイレを設置できるようにしてあります。
普段は鉄製の蓋で塞がれてますが、いざの時に蓋を外して
その上に簡易の便器を設置して使用します。
この簡易トイレの設置訓練が一番難しく
時間がかかります。
指導は消防団の方にお願いをしています。
取扱説明書を見ながら順番に組み立てをして
最後はテント式の覆いを被せて完成です。
皆さん口々に難しいと言われます。
また、足の不自由な方は避難所の近くに
簡易式のトイレを設置してなるべく歩かなくても
いいようにも考えています。
最後は防災倉庫にある備品を確認します
一通りの訓練が終わったら、市が設置している防災倉庫の中身を
確認します。防災倉庫の中にあるもので被災した方を全て
フォローできる量が有る訳ではありませんが、
最低限の機材がストックされています。
水道水程度の水を綺麗にするろ過機や
先ほどの訓練で使ったパーテーションや発電機や
照明器具や毛布などが入っています。
最後は警察や自衛隊からの発災時の活動について
参加者全員が個別訓練が終わった段階で
体育館に集まり、吉岡 高浜市長さんからの
挨拶、碧南警察署警備課課長さんからの災害時の警察の動き、
自衛隊安城連絡事務所からの自衛隊の動きの話しがありました。
行政にしても警察にしても自衛隊にしても
ハッキリ言われたのは、「自助と互助(共助)」が重要であると。
市役所職員の半数は市外に住んでいて、震災時に登庁できるか?
警察署も同じで警察署に登庁できるか?碧南警察署は200人で
碧南市・高浜市を管轄していて、一人の警察官で1,000人当たりを
見ることになり、行方不明者の捜索等が優先される。
自衛隊も災害派遣要請があってからの
出動であり、被害がたくさん発生すると懸念される
西尾・蒲郡・田原などの沿岸部を優先していくことに
なると思われると・・・。
ですから重要なのは自分達の身は自分で守り、安全を確保されたら
困っている周りの人を協力して助けるそれが重要になると・・・。
そして、自衛隊の方が言われたのは、
被災された方が健康で元気でも何もしない
「据え膳・下げ善」になってしまう方がある。
それではダメで皆で協力して避難所を運営しなければならないと。
その後、防災士の福島さんより
発災時における心構えや「シェイクアウト訓練」
揺れが来た時に「その場にかがみ一番重要な頭の後頭部から首あたりを
手で覆って安全を確保する」訓練を行いました。
帰り際には、婦人の会と防災市民の会の皆さんが
炊き出しと握ってくれた塩おにぎりをもらって解散となりました。
平成最後の防災訓練は
終わりました。
自助・互助(共助)が本当に重要になってきています。
災害の起こらない事を望んでますが、
災害への備えを怠らないようにしなければ
ならないと思います。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。