会社の大・大先輩が亡くなりました。
今日、会社の大・大先輩が亡くなりました。
地場産業の小さな会社なので、大先輩は、私を子供の頃から遊んでくれました。
中学校を卒業して、そのまま、弊社に努めていただきました。
定年を過ぎても、延長していただきました。
55年程度、頑張っていただいたと思います。
その後も、近くに住んでいるので、道でよくすれ違いました。
いつも、「ハイハイッ」と言って、元気で自転車に乗って、手を振ってくれました。
そんな、いつもでも元気な大・大先輩が82歳で、亡くなりました。
私が中学生の頃、夏休みに、工場へ遊びに行くと、
いつも声をかけてくれました。
瓦は色を出すために、釉薬を塗ります。
特殊な瓦は、いまだに、人が1枚1枚、手で瓦に塗ります。
大先輩は、その色塗りの達人でした。
複雑な形状の瓦も、数秒で、きれいに塗っていました。
仕事は素早く、きれいで、釉薬を塗る職人の中の達人でした。
中学生のとき、お手伝いという感覚で、瓦を塗らせてもらいました。
力もなく、不器用だったこともあり、1枚塗るのに、1分くらいかかっていたと思います。
そんなに、ダメ出しすることもなく、面倒を見てくれていました。
私が会社に入ってからも、いろいろ教えてくれました。
大先輩からよく言われたのが、
「人は必ずいい所がある。
欠点を見るのではなく、いい所を見てあげなさい。」
という、言葉です。
昔の私は、この言葉をしっかり受け止めずにいました。
最近、やっと、大切なことだと感じるようになってきました。
これは、人のためではなく、自分のためなんだと。
世の中を良くも悪くもするのは、自分なんだと。
長い間、ありがとうございました。
天国で、元気にみんなを明るくしてください!
「ハイハイッ!」
神清からのお願い
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