2019年の市総合防災訓練です
高浜市総合防災訓練 高浜南部地区会場の
訓練に参加しました。
訓練の想定は南海トラフを震源とするマグニチュード9の
巨大地震が発生し、市内でも震度6強を観測。
太平洋で大津波が発生し、高浜市にも大津波警報が発令された。
その想定で行いました。
訓練の目的は自分の命は自分で守るであり、
自分の命が守れたら他人を助けるためにどのようにしたらいいか?
を考えて実行してもらう訓練とする。
で行いました。
7:30のサイレン吹鳴で地震発生として
訓練が開始されました
7:30に市内各所のサイレンが吹鳴されて
地震発生として訓練が開始されました。
自分は町内会顧問として避難所指定されている
南中に向かいました。
建物の耐震診断を建築士の方が行いました。
ここでハプニングです。避難所の体育館の鍵を
預かっている方の鍵では体育館が開かないことが
判明。以前鍵を取り換えて新しい鍵があるはず
なのですが、それが一式に入ってない・・・。
建築士の方が体育館内を確認できないので、
避難所として開設できるのか?・・・。
取り合えず学校関係者に開けてもらい
プログラムは進みます。
訓練でもこんな事ですから実際に被災した場合には
もっと多毎になりますね。
確認されたので、避難所として使用を
することになりました。
昨年に続いて避難所開設からのスタートです
一番最初に避難してきた町内会の皆さんに
受付を設営してもらいました。
学校の横に設置されている防災倉庫から
受付セットを運んでもらいます。
中学生に机の場所を教えてもらって
机の準備です。
別の方には体育館内にブール―シートを
ひいてもらって避難スペースと通路の確保を
おこなってもらいました。
その後受付を開始して体育館内で
訓練の開始です。
応急処置・簡易トイレの組み立て設置・パーテーションの
設置と続きます。
その他の訓練は
その他の訓練はロープワーク・炊き出し・シェイクアウト訓練を
おこないました。
全体的には訓練目的であった「自分の命は自分で守るであり、
自分の命が守れたら他人を助けるためにどのようにしたらいいか?
を考えて実行してもらう」ですが、
訓練の概ねはそのようになっていたと思います。
だだ、残念だったのが、仮設トイレの組み立て訓練で
指導をしていた消防団員に対して「なぜ消防団が組立ないのか?」
と言われる方が複数人居たそうです。
消防団員は本当に発災した場合には樋門や水門を
閉めたり火災の対応をしたりと避難所の開設・運営は
出来ません。行政や消防・警察も出来ません。
自衛隊やボランティアなんて来ないと思います。
なぜなら九州から東北まで広いエリアで大きな揺れに
襲われ、今までの震災のようにエリア限定の被災で
他県から助けに行ける事は出来ないからです。
自分達で出来ることを少しでも行うことによって
わが身を守り、他人も少し助ける事ができるのです。
今回の訓練はいろんな意味で勉強になりました。
災害列島日本、我々はどのように生き延びるか?
今一度、考えを新たにしなければならないと痛感しました。
神清からのお願い
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